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年間チャンピオン獲得なるか!Bリーグ2017-2018シーズン中地区シーホース三河

2017 11/27 11:40hiiragi
バスケットボールコート
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2016-2017シーズンは栃木に破れファイナル進出ならず

愛知県刈谷市をホームタウンとするシーホース三河は、Bリーグ初年度となる2016-2017シーズンを西地区で戦い、46勝14敗の成績で地区優勝に輝いた。2015-2016シーズン日本バスケットボールのトップリーグで準優勝、2016年第91回全日本総合選手権(天皇杯)で優勝を飾ったチームとしては当然の成績だったかもしれない。

年間チャンピオンを決めるBリーグチャンピオンシップでは、クォーターファイナルを自地区2位の琉球ゴールデンキングスと対戦して勝利を収め、セミファイナルでは栃木ブレックスと対戦し、1勝1敗からの延長試合の末12対14の僅差で敗れファイナル進出はならなかった。

2017-2018シーズンは中地区に編成されチーム力は一段とアップ

2017-2018シーズンでは、前年の入れ替え戦の結果から島根スサノオマジックと西宮ストークスがB1に昇格し、西地区に組み込まれた。それに伴いシーホース三河は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと共に中地区に編成され、地域的に見てもバランスの良い地区割となってリーグ戦が始まった。

昨季のメンバーからは、長年日本バスケを牽引した高橋マイケル選手が退団で抜けて、柏木真介選手とギャビン・エドワーズ選手が移籍でいなくなった。
しかし橋本竜馬選手を始め、レギュラー陣は強力でそこにダニエル・オルトン選手、西川貴之選手などの新戦力が加わり、チーム力は一段とアップした。

気力あふれるプレーでチームを牽引ポイントガード橋本竜馬選手

橋本竜馬選手は身長178cm、体重81kgのポイントガードだ。福岡県の福岡大学附属大濠高等学校から青山学院大学を経て、2011年に当時のアイシンシーホースに入団した。
気力あふれるプレーが売りのポイントガードで、2015年にはリオオリンピック予選を兼ねたアジア大会に出場して活躍した。また、チームでは2016-2017シーズンまでキャプテンを務めている。

Bリーグ初年度の2016-2017シーズンでは出場43試合中35試合にスターティングメンバーで起用されチームを引っ張った。2017-2018シーズンでも8節終了時点で平均7得点、2.8アシストを挙げチームを引っ張っている。

2016-2017シーズンのクローズアッププレヤー比江島慎選手

比江島慎選手は身長190cm体重88kgのポイントガードとシューティングガードの兼任選手だ。洛南高等学校から青山学院大学を経て2013年に当時のアイシンシーホース三河に入団した。
大学時代よりユニバーシアード代表選手として活躍するとともに、2012年には日本代表にも選出されている。

Bリーグ初年度の2016-2017シーズンでは、出場59試合中55試合にスターティングメンバーとして起用され、西地区優勝の原動力になった。
また、公式サイトでB.LEAGUE CLOSE-UP PLAYER 2016-17SEASONに選ばれている。独特なプレーのリズムが特徴で、1対1が得意分野だと語る比江島選手の2017-2018シーズンに期待したい。

親子2代でバスケットプレーヤースモールフォワード西川貴之選手

西川貴之選手は、身長196cm体重88kgのスモールフォワードだ。父親はかっての実業団チーム日本鉱業で活躍した西川博光さん。
父親の影響だろうか、早くから北海道のプロバスケットボールチームに入りたいと思っていたそうだ。そして、東海大学付属札幌高等学校から明治大学に進み、2014年レバンガ北海道に入団した。

Bリーグ初年度の2016-2017シーズンではレバンガ北海道の主力として48試合に出場したが、シーズン終了後の2017年にシーホース三河に移籍した。2017-2018シーズンでは8節終了時点で全15試合に出場、平均9.2得点を挙げシーホース三河の主戦力として活躍中だ。