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アルバルク東京の注目選手をピックアップ

2016 12/16 11:07
バスケット選手,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

2016年から、日本のバスケットボール界はBリーグが発足したことにより、より一層の盛り上がりを見せることになりました。 この記事では、日本の首都を本拠地とするプロバスケットボールチーム、アルバルク東京の注目選手をピックアップして紹介していきます。

アルバルク東京とは

アルバルク東京の歴史の始まりは、1948年にトヨタ自動車の実業団チームとして愛知県に誕生したことがきっかけです。当初はペイサーズというチーム名を名乗って社会人リーグ・プロリーグで戦っていました。 アルバルクという名前が使用されるようになったのは2000年からで、現在に至るまで細かいチーム名の変更はありますが、一貫してアルバルクを名乗り続けています。
JBL・NBL時代のアルバルク東京は何度も優勝を果たしている強豪チームとして知られており、今シーズンは初代Bリーグ王者となることを期待されているチームとなっています。

35番 伊藤大司(いとうたいし)選手 PG

最初に紹介する伊藤大司選手は、留学経験もある本格派バスケット選手です。
もとも中学時代からバスケットの才能を持っていた伊藤選手は、卒業後に思い切ってアメリカのモントローズ・クリスチャン高校に入学することになりました。ケビン・デュラント選手のような現在のNBAスター選手が存在する中でキャプテンを任された伊藤選手は、その後進学したポートランド大学においても活躍し、2010年にアルバルク東京に入団することになったのです。
本場のバスケットボールを知っている選手の力は非常に貴重なものであり、アルバルクでもキャプテンとしてプレー以外の面も含めて期待されています。

24番 田中大貴(たなかだいき)選手 SG

次に紹介するのはシューティングガードの田中大貴選手です。
長崎県出身の田中選手は、長崎西高校において全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会に出場するなど、トップレベルの選手として知られるようになります。名門の東海大学に進学すると、その勢いはさらに加速。1年生の段階から中心選手として活躍することになり、3年生の時には日本選手大会でチームを優勝に導いて自身もMVPを獲得するなど、名実ともにアマチュアトップの選手になりました。
アルバルク東京でも、入団からすぐにチームのオールラウンダーとなり優勝に貢献するなど、攻守両面に欠かせない存在です。

15番 竹内譲次(たけうちじょうじ)選手 F

最後に紹介するのは、日本バスケット界に名を轟かせた「竹内兄弟」の弟、竹内譲次選手です。
竹内譲次選手は、兄の公輔選手とともに洛南高校で大活躍を果たすと、その後東海大学に進みました。2007年からは日立サンロッカーズに入団し、オールジャパンとの両方で中心選手として常にチームを引っ張り続けています。
アルバルク東京に入団したのは今シーズンからで、Bリーグの初代王者になるための活躍を期待されているのは間違いありません。2mを超える長身から放たれる力強いシュートで、たくさんの得点をアルバルクにもたらしてほしいところです。

まとめ

前年のレギュラーシーズンの成績からも、非常に期待を持つことができるチーム、アルバルク東京。 ご紹介したように中心となる選手もいるので、一人の選手に注目してアルバルク東京の試合を観戦するのも、面白い観戦プランと言えるかもしれませんね。