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【高校バスケ・ウインターカップ2017大胆予想】埼玉・正智深谷

2017 10/13 10:05hiiragi
バスケットボール
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インターハイは3回戦でまで進出

埼玉県代表正智深谷高等学校は、2017年インターハイ1回戦で秋田県代表県立能代工業高等学校を86対63で退け、2回戦は沖縄県代表興南高等学校に88対61で勝ち、3回戦で新潟県代表帝京長岡高等学校と対戦した。

第1ピリオドでは流れをつかめず、13対30と17点のリードを奪われた。第2ピリオドで一時は8点差までに詰め寄ったが、逆に1点離され26対44で前半を終了した。
後半開始の第3ピリオドでは、思うように得点を伸ばせず4対24と差は開き、結果は30対68で勝負は決まった。
最終スコアは50対80、追い上げたい第3ピリオドに高さとスピードでコートを支配されたため、4得点ではどうしようもなかった。

ウインターカップは5年連続出場継続中

正智深谷高等学校は、1952年に設立された埼玉県深谷市にある私立高校だ。

バスケットボール部は、埼玉県の強豪高校として2017年インターハイ埼玉県予選で2年連続4度目の優勝を飾り、出場は2位通過も合わせると7年連続10度目となった。2012年にはベスト4にも進出している。

一方ウインターカップには、2016年出場が5年連続で6回目となり、2015年、2016年には連続で3回戦に進出したが、あと一歩でベスト8には届かなかった。

関東大会では同じ相手に3連敗中

2017年インターハイ県予選に先駆けて関東大会が行われた。
16チームで行われる関東大会Aブロックで順調に勝ち上がり、準決勝では東京1位の実践学園高等学校と対戦した。第1ピリオドで15対24と9点差をつけられたが第2ピリオド14対8、第3ピリオド19対11と逆点に成功して、最終的には71対56で振り切って決勝に進んだ。

決勝の相手は千葉県代表市立船橋高等学校だった。2016年関東大会、2017年関東新人戦と同じ決勝の対戦相手で2回とも敗れている。第1ピリオドは17対21とほぼ互角の戦いだったが、第2ピリオド16対30と差が開き前半を33対51で折り返した。
第3ピリオドは25対18で差を詰めるも、第4ピリオド12対25と突き放され70対94で3連敗を喫した。

インターハイで活躍増田英寿選手

埼玉県インターハイ予選決勝リーグでは、埼玉栄高等学校に100対56、川口北高等学校に65対46で勝利し、最終戦の昌平高等学校にも60対53で勝ち、見事予選を1位通過しインターハイ出場を決めた。

インターハイでは、3年生で身長191㎝のセンター増田英寿選手が活躍した。
増田選手は川越市立富士見中学校の出身で、1年生の時からレギュラーとして抜擢されたが、2年生まではそれほど得点は挙げていない。それが初戦の能代工業高戦では21得点8リバウンド、2戦目の興南高戦では26得点10リバウンド、敗れた帝京長岡高戦では19得点の8リバウンドだった。

チームの支えキャプテン常田耕平選手

キャプテンとしてチームを引っ張る、身長186㎝の4番常田耕平選手も1年生の時からレギュラーとして抜擢された。
浜松学院中学校の出身で、中学時代からオールラウンドプレーヤーとしてオフェンスにディフェンスにコートを駆け回るバイタリティは、人目を引いた存在だったようだ。

オールラウンドプレーヤーの性質上、2年生まではそれほど目立ったスタッツは残していない。しかしバイタリティーあふれるプレースタイルは健在で、3年生になってからはキャプテンとして、186㎝の大型ポイントガードとしてチームの支えとなっている。
ウインターカップでは接戦をものにできればベスト8の可能性もありそうだ。