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冬の高校バスケの大会、ウインターカップの見どころとは?

2017 10/13 10:05Mimu
バスケ
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年単位で見るべき大会

このウインターカップの見どころは、やはり各選手や各チームがどれだけ成長しているかということだろう。ここまでの大会で結果を残せたチーム、残せなかったチーム。
彼らがどういった課題を持って練習に取り組んできたか、その成果が出てくるのがこのウインターカップなのである。

たしかにウインターカップ単体で見ても十分に面白い。だが、選手たちが限られた時間の中でどれだけ成長出来るかというのも、高校スポーツの奥深さだろう。過去の結果も見ながら、どれだけチームが、そして選手たちが成長してきたかという部分を楽しむのも、この大会の醍醐味である。

3連覇を達成したチームも最初から強いわけではなかった

2006~08年にウインターカップ3連覇を達成した洛南高校を例に見てみよう。2006年当時は、3年生に湊谷安玲久司朱選手(現:横浜ビー・コルセアーズ)、2年生に辻直人選手(現:川崎ブレイブサンダース)、1年生に比江島慎選手(現:シーホース三河)、谷口大智選手(現:秋田ノーザンハピネッツ) といい選手がそろっていた。
だが、決して前評判が高かったわけではなく、優勝候補には全く名前が挙がらなかったほどだ。

そこで、開き直った選手たちが「どうせ注目されないなら思いっきりやってみよう」とプレーした結果、なんとインターハイ準優勝・国体3位という好成績を残すことができたのだ。
ここから徐々に自信をつけていった彼らは「冬はいけるんじゃないか」という手ごたえのもと、地獄のような走り込みと基礎練習をこなし、心技体すべてを鍛えなおした。そしてその結果が見事に実り、ウインターカップで優勝を果たしたのだ。

翌2007年は、辻選手や比江島選手、谷口選手が残留していたこともあり、さらに強くなるだろうと期待されていたが、まさかのインターハイ敗退となってしまった。
しかし、これによってプライドを捨てた選手たちには「冬は絶対に取り返す」とリベンジの気持ちが芽生える。そして向かえた大会では、見事2連覇を達成した。勝利だけでなく、敗北も経験したことで、彼らはさらに強くなっていったのだ。

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