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パラリンピックにおける車椅子バスケ―その歴史と展望

2017 4/12 21:06出井章博
バスケットボール
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男子車椅子バスケ日本代表の現在地

男子車椅子バスケ日本代表の現在地はどのようなものだろうか?
男子車椅子バスケ日本代表はリオパラリンピックの出場で11大会連続12回目の出場を果たした。最高成績は、1988年のソウルパラリンピックと2008年北京パラリンピックの7位だ。リオパラリンピックでは前評判が高かったものの、予選初戦のトルコ戦で49対65で敗れると、2戦目は強豪スペインを相手に39対55の大敗、さらにオランダにも59対67で敗れ3連敗スタート。4戦目のカナダ戦で76対45で大勝するも、残りオーストラリア戦とイラン戦を1勝1敗で、結局予選2勝4敗で9位の成績に終わった。

2020年東京パラリンピックに向けた男子車椅子バスケの注目選手

2020年東京パラリンピックに向けて男子車椅子バスケの注目選手は、宮城MAX所属の藤本怜央選手だ。
1983年9月22日静岡県島田市生まれの藤本怜央選手は、小学校3年生の時に交通事故に遭った。その事故によって、右膝から下を失っている。高校3年で車椅子バスケを始めると、めきめきと上達し、なんと19歳で日本代表に入っている。
日本代表として、2004年アテネパラリンピック、2008年北京パラリンピック、2012年ロンドンパラリンピック、2016年リオパラリンピックに出場している。リオパラリンピックでは、キャプテンも務めている。所属チームとしては日本車椅子バスケットボール選手権大会で11年連続得点王を獲得した。

女子車椅子バスケ日本代表の現在地

女子車椅子バスケ日本代表の現在地はどのようなものだろうか?
女子車椅子バスケ日本代表はかつて世界の中でも強豪だった。2000年シドニーパラリンピックでは、なんと銅メダルに輝いている。さらに、2008年の北京パラリンピックでもメダルにはわずかに届かなかったが4位となり、2000年代は世界の強豪に数えられた。
しかし、2012年のロンドンパラリンピックで、それまで7大会続いていたパラリンピックの出場が途切れると、2016年リオパラリンピックの予選でも敗退し、2大会続けてパラリンピックの出場を逃している。

2020年東京パラリンピックに向けた女子車椅子バスケの注目選手

2020年東京パラリンピックに向けた注目選手としてあげたいのは、北田千尋選手だ。
北田千尋選手は1989年1月12日に和歌山県橋本市で生まれたが、生まれつき股関節が不自由な状態で生まれた。車椅子バスケとの出会いは2009年大学3年と遅かったのだが、競技開始からわずかの2012年には国内屈指の強豪チームカクテルに加入している。
全日本女子車椅子バスケットボール選手権大会では、2014年からの3連覇に貢献し、個人としても3年連続MVPに輝いている。2016年4月からはオーストラリアリーグにも参加し、2020年東京パラリンピックのエースとして期待されている。

まとめ

パラリンピックにおける車椅子バスケの歴史と、車椅子バスケ日本代表の現在地、2020年に向けた注目選手についてお伝えした。パラリンピックにおける車椅子バスケは花形だ。そして車椅子バスケ日本代表の選手たちは2020年東京パラリンピックに向けてさらなる前進を続けている。2020年東京パラリンピックでどんな結果が待っているのか楽しみにしたいと思う。

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