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NBAを見よう!トロント・ラプターズの注目選手達

2017 2/16 19:10
バスケットボール
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Photo by Ververidis Vasilis/Shutterstock.com

NBAイースタン・カンファレンス、アトランティック・ディビジョンに所属するトロント・ラプターズは、2016年現在唯一のアメリカ国外にあるチームだ。1995年に設立された視覚的新しいチームだがここ数年躍進を遂げている。そんなトロント・ラプターズの注目選手を紹介する。

トロント・ラプターズとは?

トロント・ラプターズはカナダのトロントに本拠地をおいており、1995年-1996年シーズンからNBAに参戦しているが、当初は勝率5割にも満たず苦戦を強いられる。1997年-1998年シーズンは16勝66敗で勝率.195と歴史的な弱さだった。
しかし、翌年に初めてプレーオフに進出すると、3シーズン連続でプレーオフ進出を果たす。その後、またしても低迷するが、2013-2014年シーズンからディビジョン3連覇を果たしており、初のファイナル制覇への期待が高まっている。

10番 デマー・デローザン選手 シューティングガード

デマー・デローザン選手は2009年ドラフト9位でトロント・ラプターズに入団し、1年目からエースとして活躍する。2014年にはオールスターゲームに初出場しアメリカ代表にも選ばれる。アメリカ代表では2014年のスペイン世界選手権、2016年リオ・オリンピックと金メダル獲得に大きく貢献した。
2015年-2016年シーズンはチーム史上初のカンファレンス・ファイナルに導き、2016年-2017年シーズンも開幕から絶好調の働きを見せ、序盤戦でリーグ平均得点のトップを快走している。デマー・デローザン選手はディフェンスでも手を抜かず攻守に優れており、MVP候補にも名前が挙がる。

7番 カイル・ラウリー選手 ポイントガード

カイル・ラウリー選手は、2006年ドラフト24位でメンフィス・グリズリーズへ入団する。期待されていたルーキーイヤーは、骨折の影響もあり10試合の出場にとどまる。2008年-2009年シーズン中にヒューストン・ロケッツへ移籍、2012年-2013年シーズン前に現在のトロント・ラプターズへと移籍した。
カイル・ラウリー選手が開花したのはトロント・ラプターズに移籍してからだ。トレードの噂もあったカイル・ラウリー選手だが、2014年-2015年シーズンに28歳で初めてオールスターゲームに出場すると、2年連続でオールスターに選ばれ、アメリカ代表入りも果たした。アメリカ代表ではリオ・オリンピックでは金メダル獲得にも貢献している。

17番 ヨナス・ヴェランチュナス選手 センター

リトアニア出身のヨナス・ヴェランチュナス選手は、2011年ドラフト5位でトロント・ラプターズに入団する。NBAに入る前からリトアニアで活躍。2007年にU-16リトアニア代表に選ばれて以来、各世代の代表に呼ばれ、U-16欧州選手権、U-18欧州選手権、ジュニア選手権と各世代で金メダルを獲得している。トロント・ラプターズに入団後も1年目から主力の活躍をし、リバウンドに優れたセンターとしてチームに無くてはならない存在となる。2016年現在24歳と若く、更なる成長が期待されている。

まとめ

トロント・ラプターズは低迷期を乗り越えこれから常勝チームになりつつあるチームだ。チームの中心選手はまだ若く今後、数シーズンのうちにファイナル制覇への期待が高まっている。今後も、カナダ唯一のNBAチームであるトロント・ラプターズに注目だ。