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バスケのディフェンスの名選手

2017 1/10 23:42
バスケットボール ディフェンス
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Photo by Aspen Photo/Shutterstock

「ディフェンスに定評のある池上」といえば、20?30代の男性ならピンとくるスラムダンクの一節だ。どのスポーツでもディフェンスは目立たないことが多いのは共通事項ではあるが、今回はバスケのディフェンスに優れていた名選手を紹介する。

スーパーマン、ドワイド・ハワード

ドワイド・ハワードは、現在NBAのアトランタ・ホークスに所属している選手で、NBA屈指のセンタープレーヤーと評価されている。 その鍛え上げた肉体から「スーパーマン」というあだ名がついているほどだ。
かつてはリバウンド、特にオフェンスリバウンドの名手としてその名を馳せていたが、圧倒的なパワーと長い手足を用いたシュートブロックも大きな武器となっている。
2009年?2011年の3年連続にわたって、NBAの最優秀ディフェンス賞に輝いている名プレーヤーだ。

無尽蔵のスタミナ、ジョアキム・ノア

ジョアキム・ノアは、フランス出身のNBAプレーヤーで、そのポジションはセンターだ。 現在はニューヨーク・ニックスに所属している。
そのプレイスタイルはエネルギッシュにコートを駆け巡り、敵の予測しないところから現れてボールを奪ったり、リバウンドしたりするディフェンシブなビッグマンだ。 ダンクやディフェンスの際に大きな声を出すことでも有名だ。
2014年にNBAの最優秀ディフェンス賞に輝いており、今後オフェンス力の向上が期待されている選手だ。

ドラフト外からのたたき上げ、ベン・ウォーレス

ベン・ウォーレスは、アメリカ出身のNBAで活躍プレーヤーで、元々ドラフト外で入団したものの、最終的にはNBAの最優秀ディフェンス選手に4回も選出されるほどの名選手に叩き上げで成長したスター選手だ。
2004年のデトロイト・ピストンズに所属していた際には、チームをNBAチャンピオンに導いている。
身長は206cmであり、NBAのセンターとしては大柄の方ではないが、フィジカルの強さ、ディフェンス技術の高さは折り紙付きであることから、センターを任されていた。
但し、オフェンス力、特にフリースローには課題を抱えている選手であり、その成功率は50%を切ることもあった。

NBAにおける革命児、デニス・ロッドマン

1980年代?1990年代についてのNBAに於ける名リバウンダーであり、彼のバスケットボールにおけるディフェンスの考え方はNBAに多大な影響を与えた。 デトロイト・ピストンズ所属時の1990年、1991年にはNBA最優秀ディフェンス賞に輝いている。
その運動量で、スクリーンを積極的にかけ、オフェンスは決して得意ではないものの、リバウンドで手にしたボールやこぼれ球をセカンドチャンス・サードチャンスにする役割を黙々とこなした選手だった。
彼の力がチームにとって非常に大きな力であったことは、彼が所属していたチームが合計5度のNBAチャンピオンに輝いていることからも明らかだ。

今後にも大いに期待、菊地祥平

Bリーグが始まったばかりで、どの選手にも確固たる実績がない中、日本人のディフェンスの名手を挙げるのは中々困難ではあるが、ここではアルバルク東京の菊地祥平選手を紹介しておく。
菊地選手は、2013年からアルバルク東京(トヨタ自動車)に所属しており、その中心メンバーの一人として優勝も経験している。2009年には日本代表にも選出されている。スピードとディフェンス力に優れ、非常にタフなディフェンスをする選手といえる。
今後のBリーグでの活躍にも期待が持てる。

まとめ

ディフェンスというのは、非常にタフさを必要とされながら、中々目立たないポジションだ。 Bリーグでどのような表彰がされるのかは不明だが、NBAのように、ディフェンスに優れた選手もしっかりと評価して、Bリーグ、そして日本代表の成長につなげてほしいものだ。