「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

バッシュはどう選ぶ?初心者向けのバスケットシューズとは?

2016 12/16 11:07
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Stefan Holm / Shutterstock.com

バスケットボールを始めるにあたり悩むのが、バッシュの選び方ではないだろうか。 バッシュにはさまざまなタイプがあり、値段も幅が広い。NBAの選手が使うものと、初心者が使うものでは特徴も変わってくる。 今回はそんなバッシュについてご紹介しよう。

初心者に適したバッシュとは

バスケットボール初心者は、どうやってバッシュを選んでいいのか悩むことが多いだろう。どうしても有名選手が履いているモデルなどに目が行きがちだが、初心者はまず機能で選ぶことが重要である。
初心者はアウトソール(靴底)が薄く、ローカットを選ぶのがおすすめである。アウトソールが厚いとクッション性には優れるが、足の感覚が養いにくくなってしまう。また、ローカットモデルは足首が自由に動かすことができ、大ケガのリスクを抑えてくれるのだ。ネット通販でもバッシュは購入可能だが、初めての際はショップで実際に履いた上で購入することをオススメする。

ガードに最適! ナイキ エアズームブレイブ5

チームの司令塔になり動き回ることの多いガードタイプは、守備から攻撃に転じる際の加速力が求められる。
そんなガードに適しているのが「エアズームブレイブ5」だ。アッパー部分に軽量性を突き詰めたスキンワイヤーテクノロジーを使用していて、加速を助ける。また足首部分が足の形状に合わせて変形するメモリーフォームを使用して、フィット感を演出している。
日本人初のNBAプレーヤーとなった田臥勇太選手(栃木ブレックス)も、特注モデルではありましたが、以前このシリーズを履いていた。

人気爆発! AND1 Taichi Mid

1999年に誕生した「Taichi Mid」は、2000年のNBAオールスターゲームでビンス・カーター選手(当時トロント・ラプターズ)が、スラムダンクコンテストにおいて鮮烈なダンクを決めたことで人気に火がつきました。
「Taichi MId」は、ポジションを問わず万能型のバッシュとなっており、グリップ力、履き心地、どれをとっても平均点以上の出来となっている。特にフィット感が素晴らしく、靴ではなく厚手の靴下を履いているように錯覚するとの声も上がっているほどだ。足を包み込んでくれるかのようなクッションは、硬さの異なるポリウレタン素材を2種類使うことで実現している。

20年のロングセラー アシックス ゲルバーストシリーズ

アシックスの「ゲルバーストシリーズ」は、20年間も進化し続けている人気ブランドだ。グリップ性が高くゴールに迫るドライブ動作、そしてダッシュを行うのに適しており、フォワードタイプの中高生が部活動などで使用することが多いシリーズである。
履き心地も良く、フィット感は折り紙付きである。クッションの効きが良く、ジャンプしてから着地する際に受けるヒザへの衝撃も和らげてくれる。また、足首もしっかりガードしており、捻挫防止にも優れている。
価格は16,000円程度とお求めやすい価格帯となっている。

過去には争奪戦も! ナイキ エアジョーダン5

1990年に発売され、25年以上が経過した今でも根強い人気を誇るのがナイキの「エアジョーダン5」である。
伝説の名選手マイケル・ジョーダン選手が使用しており、アメリカでは争奪戦にもなったほどの人気商品だ。日本でも人気漫画「スラムダンク」の流川楓選手が使用していたことで人気となった。
このシューズでは、ローカットとハイカットの中間層である3/4カットを採用している。バッシュは足首への負担から足首全体をホールドするモデルが多くなっている。その締めつけ感が苦手な方にオススメのバッシュがエアジョーダン5だ。

まとめ

バッシュはバスケットボールプレーヤーが唯一コートに持ち込める”武器”である。 自分自身の足にフィットするものを選ぶことが一番大切だ。 ショップに行けば試着させてもらえるので、試着をして最高の一足を手に入れていただきたい。