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ヤクルト・青木 通算打率1位維持なるか

2018 5/7 19:26栗栖章
野球ボール,王冠
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歴代No.1打率となった青木

ヤクルトの青木宣親が3日、神宮球場で行われた中日戦でNPB通算4000打数に到達した。NPB通算打率の規定打数は4000打数。これで青木は通算打率が.327となり、レロン・リー(元・ロッテ)が持っていたNPB通算打率1位記録、打率.320を追い抜いたことになる。

この日も安打を放った青木は、5月6日の時点で4005打数1312安打、打率.328となり、リーに8厘の差をつけている。

しかし、青木は5日に行われた広島戦で、初回に左膝に死球を受けて途中交代した。さらに、6日の同広島戦ではスタメンを外れる事態となっており、この日の出場はなし。記念すべき日の直後に災難が訪れてしまった。

通算打率1位となったが、今季の打率は.267の青木。このままのペースだと、すぐに首位陥落となる可能性もある。かつて、鈴木尚典(元・横浜)がプロ13年目まで通算打率.310を記録してベスト10にランクインしながら、その後成績を落としてしまったことがある。鈴木は結局、通算打率.303となり、歴代16位にまで順位を落としてしまった。

なかなか打率が上がらず、死球までも受けてしまった青木だが、以前のような成績を維持したいところだ。