ルーキー左腕がプロ初勝利
12日の巨人対DeNA3戦目では、DeNAが初回に5点を奪い先制するも、その裏に先発のルーキー左腕・東克樹が3点を奪われて2点差まで追い詰められる展開に。しかし、その後は5回1/3まで無失点に抑えて、見事プロ初勝利を飾った。
東は初回、先頭打者の坂本勇人に四球を与えると、続く吉川尚輝にも四球を与えてピンチを招く。さらに、4番・マギーに本塁打を打たれたあとも、5番・岡本和真に四球を与えており、1回で与四球3と制球が乱れていた。
しかし、2回に再び坂本に四球を与えたあとは、降板するまで一度もスリーボールになることが無かったように、制球が安定していた。4月5日の阪神戦では、打者27人を相手にわずか1つしか四球を与えず、7回1失点と好投を見せている。東の活躍の鍵はコントロールにありそうだ。
ちなみに、昨季ルーキーとして10勝6敗を挙げて新人特別賞を受賞した濱口遥大がプロ初勝利を飾ったのは、4月9日。東とほぼ同時期の事であり、東も濱口のような活躍が出来るのではないかと、希望を持たせたと言える。