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2年連続CS出場を達成した横浜DeNAベイスターズ

2017 11/24 15:19mono
野球場
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破壊力抜群のクリーンアップ

全試合で1番を任された桑原将志選手。シーズン開幕から調子が上がらず、5月半ばの時点で打率は2割台前半を上下していた。
しかし、ラミレス監督は桑原選手を1番から外すことなく固定起用。交流戦から調子を上げると最終的には打率.269をマークしている。

中軸を任されたのが筒香嘉智選手、ロペス選手、宮﨑敏郎選手だ。筒香選手は開幕前に行われた第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において日本代表の4番を務め、チームでも4番として開幕を迎えている。
6月末からチーム事情もあり3番へと変更。変わってロペス選手が4番を務めている。しかし、最終的には4番に返り咲き日本シリーズでは全試合で4番を任された。

筒香選手は2016年の44本塁打から28本塁打へと本塁打は減少。しかし、日本シリーズ第5戦の2点本塁打に代表されるように、ここぞの場面で一発を放ってくれた。
また、ロペス選手は来日以来初の打撃タイトルとなる打点王、最多安打を獲得しチームの上位躍進に大きく貢献している。

そのふたりの後となる5番に座ったのが宮﨑選手だ。宮﨑選手はシーズン序盤に離脱したものの、復帰後は安打を量産。マギー選手(巨人)らとの攻防を経て、初めての打撃タイトルとなる首位打者を獲得した。
5番に宮﨑選手が控えているからこそ、相手球団は筒香選手、ロペス選手と勝負せざるを得ない状況となったといえるだろう。

【主な野手成績】
筒香嘉智選手
139試合/打率.284/28本/94打点

宮﨑敏郎選手
128試合/打率.323/15本/62打点

桑原将志選手
143試合/打率.269/13本/52打点

2018年シーズンに向けて

日本シリーズ前に行われたドラフト会議において、12球団で唯一の一本釣りに成功。立命館大学のエースを務め、大学日本代表でも活躍した東克樹選手の交渉権を獲得した。
東選手は左腕でもあり、今永選手(2015年1位)、濵口選手(2016年1位)についで3年連続となる大卒左腕への1位指名となる。この3人に加えて石田選手もおり、球界屈指の左腕王国を形成できそうだ。

一方で心配なのは2017年シーズンに60試合以上投げた投手が5人いた中継ぎ陣だ。複数年連続で故障なく全員が60試合以上を投げることは容易ではない。故障を防ぐブルペンの運用方法をとることができるか注目が集まる。
外国人選手ではロペス選手が複数年契約中、パットン選手、ウィーランド選手も契約更新が決定。実績を残した3選手が残留することは心強いだろう。

また、初めてのタイトルとなる首位打者を獲得した宮﨑選手は、2018年シーズンより一層マークがきつくなることが予想される。そのマークをかいくぐり、再び好成績を残すことができるかが打線の鍵となりそうだ。
3年連続となるクライマックスシリーズ出場、そして悲願の日本シリーズ制覇へ向けてラミレス監督の采配に期待したい。


《関連データ》チーム別 打撃リーダーズ


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