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史上初めてCS進出を逃した巨人の2017年シーズンまとめ

2017 11/10 12:24cut
東京ドーム
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1年中チグハグだった打撃陣

投手陣が好調だったものの、野手陣は得点力不足に悩まされた。オフシーズンに、2013年東北楽天ゴールデンイーグルス日本一の立役者でもあるマギー選手を獲得。
しかし、昨シーズンにベストナイン、ゴールデングラブ賞をダブル受賞した村田修一選手が控えとなってしまう。また、FAで獲得した陽岱鋼選手も戦力となったのは6月からだった。

シーズン中盤からマギー選手を二塁手で起用し、村田選手を三塁に固定。全体的な得点力は向上したものの、坂本選手が不調に陥ってしまう。
1年間を通じてチグハグな形となってしまった。比較的本塁打の出やすい東京ドームを本拠地に持ちながら得点数はリーグ4位、20本塁打以上の選手も不在という中、村田選手を自由契約とした巨人。今シーズンオフ以降のチーム改革に注目が集まる。

【主な野手成績】

坂本勇人選手
142試合/打率.291/15本/61打点

阿部慎之助選手
129試合/打率.262/15本/76打点

マギー選手
139試合/打率.315/18本/77打点

期待される若手のホープ

長らく期待の若手として取り上げられていた大田泰示選手が、昨シーズンオフに北海道日本ハムファイターズへトレードされた。
今シーズンは故障により開幕から出遅れたものの、初めて規定打席に到達しキャリアハイの成績を残している。交流戦では打率.700(10打数7安打)、2本塁打、2打点と強烈な恩返しを受けた。

このように巨人では若手を育成できないと揶揄されることも多い。近年では坂本勇人選手を除いて高卒から育成された野手はいない。
しかし、来シーズン以降は期待できそうな選手が揃っている。大卒ではあるが二塁手のレギュラー候補である山本泰寛選手、吉川尚輝選手。そして大砲候補の岡本和真選手にプチブレイクを果たした宇佐見真吾選手だ。

村田修一選手を戦力外としたことで内野に空きができ岡本選手、山本選手、吉川選手らは競争によってレギュラー争いを繰り広げることになりそうだ。マギー選手が残留しなかった場合は、3選手のうち2人がレギュラーとなるかもしれない。

また、宇佐見選手は「打てる捕手」として期待が高まっている。リード、ブロックなどの守備面では小林誠司選手に敵わない。しかし、打撃面ではすでに小林選手を超えており、レギュラー争いを行うことが期待される。

このように、来シーズンから近年ではあまり見られなかった若手の活躍がみられるかもしれない。

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