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伝統の変化球!カーブを投げる投手は誰がいる?

2017 10/13 11:07cut
野球ボール
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2008年日本シリーズで印象が定着した岸孝之選手

埼玉西武ライオンズからFA宣言をして東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍した岸孝之選手の代名詞は、大きく曲がるカーブだ。岸選手はストレートと30キロ以上の差があり、大きく曲がるカーブを武器にしている。投球の割合としては10%余りで、スライダー、チェンジアップと同じ程度の頻度ではあるが、大きな変化量のため、岸選手と言えばカーブというほど定着している。
岸選手のカーブを印象づけたのが、2008年の日本シリーズだった。岸選手がカーブで読売ジャイアンツの打線を翻弄してMVPを獲得する。これによって岸投手はカーブ投手と認識されるようになったのだ。

「カツオカーブ」を操る石川雅規選手

2016年終了時点で現役最多勝投手となった東京ヤクルトスワローズの石川雅規選手。ストレートのスピードは130キロ台と遅いものの、巧みな投球術、そして変化球で芯をずらして凡打の山を築く。その変化球の1つにカーブがあるのだ。
石川選手のカーブは90キロ台と遅く、カツオが泳いでいる速度と同じことから「カツオカーブ」と本人も命名している。投球の割合としては多くなく、数%ではあるが、現在でも投げており、打者がタイミングを外されて驚く様子が見られる。ストレートの球速がなくても緩急で抑えることができる代表的な選手の1人だ。

けがの功名!?ダルビッシュ有選手

テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有選手のイメージは、150キロを超えるストレートにスライダーだろうか。そのダルビッシュ選手はカーブもカウントをとるために使用している。それはメジャーに移籍してからだけではなく、北海道日本ハムファイターズ時代にも投じていた。
その印象的なシーンが、2009年に行われた読売ジャイアンツとの日本シリーズだ。この年のダルビッシュ選手は臀部の故障によりシーズン終盤を欠場していた。そして42日ぶりの実戦登板で日本シリーズに登板したのだ。その際に有効活用したのが100キロ台のカーブだった。ダルビッシュ選手は力の投球だけではなく、技の投球でも一流だったのだ。

まとめ

球速の出るスライダー、スプリットなどが全盛となっている変化球事情。 そんな時代だからか、カーブを使う選手はプロ野球においては減っている。 しかし、そのような時代だからこそ、ひときわ光るカーブを投げる選手の活躍に期待がかかる。

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