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オリックス・伊東光は正捕手に返り咲くことができるか!?

2017 9/13 14:03Mimu
野球 キャッチャー
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2016年からは若槻健矢との競争が激化

2016年の正捕手競争、福良監督の信頼を勝ち取ったのは若月選手であった。若月選手はチーム最多の83試合にキャッチャーとして出場。一方伊藤選手は65試合でしかマスクをかぶることができず、先発に限っていえばたったの37試合のみの出場。特にシーズン後半はほとんどが金子選手の専属捕手としての起用となり、それ以外の試合はDHやファーストとして出場することも多くなった。5月には1試合で22点を取られ、ベンチで公開説教をされたこともあった。一方で若月選手はしっかりと結果を出し、首脳陣の評価を高めていく。

若月選手と伊藤選手とでは、リードのアプローチに違いがある。若月選手は、相手打者のことをよく観察し、その反応を見ながらリードを組み立てていく。相手がいやがるところに的確に投げさせるということだ。一方で伊藤選手は、その投手の持ち味を最大限にいかすようなリードをしている。これはどちらが正解という訳ではなく、どちらもキャッチャーとして必要な要素なのだ。
もちろん伊東選手も相手が苦手なところを突くリードをすることがある。理屈ではなく、若月選手の思考が簡単に身につくようなものではないのだ。しかしチームにとって、こういったリードができる選手がいるということは、非常に大きいのだ。

捕手としてさらに輝いていくことができるか

だが伊藤選手も2013年・2014年と、2年連続チーム防御率リーグ1位を達成した実績がある。投手陣からの信頼も厚く、投手たちはみな口を揃えて「光は俺たちのことをよくわかっている」といっていたほどだ。いまのNPBでは捕手2人体制も普通になってきた。しかし、今の「金子千尋専属捕手」としての立場に甘んじているわけにはいかない。チームが強くなるためには、彼がキャッチャーとしてさらに輝きを放つことが、絶対に必要なのだ。


《関連データ》オリックス・バファローズ 野手・捕手データ


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