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新人王最有力!中日・京田陽太の成長スピードの秘密とは

2017 9/13 14:03Mimu
野球,ボール,グローブ,バット
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アマチュア時代からプロ入り後まで常にライバルがいた

京田選手の野球人生を振り返ってみると、常に注目されたライバルがいた。青森山田高校時代には、同じ青森県内の八戸学院光星に北條文也選手(現:阪神タイガース)がおり、自身は甲子園に1度も出場していない。だがそんな京田選手とは対称的に、北條選手は光星の4番ショートとして、田村龍弘選手(現:千葉ロッテマリーンズ)とともに春夏連続の準優勝。高校No.1のショートの座をほしいままにしていた。

大学ではリーグこそ違うものの、同学年に吉川尚輝選手(中京学院大学 現:読売ジャイアンツ)がおり、大きな注目を集めていた。大学No.1ショートどころかNo.1野手と呼ばれるほどの選手。
当時は「打撃なら吉川、守備なら京田」と評価されており、大学日本代表に共に選ばれた際も、吉川選手が5番セカンド、京田選手はショートながらも8番や9番といった下位打線で出場することが多かった。巨人や中日が吉川選手を指名するとも噂されており、やはり注目度ではかなわなかったように思う。

その後、吉川選手は外れ外れ1位で巨人へ、京田選手はドラフト2位で中日ドラゴンズへと入団となった。だがここでも京田選手に大きなライバルが立ちはだかる。堂上直倫選手だ。2006年にドラフト1位で入団し、2016年には10年目にして初の規定打席に到達、その後10年かけてようやく才能を開花させた苦労人だ。
時間がかかった分ファンからの期待も非常に大きく、京田選手をドラフトで獲得した際もセカンドや他のポジションあたりで使うしかないのでは?といったものが非常に多かった。

努力する重要性を知っているからこその成長スピード

現在の京田選手は中日不動の1番ショートとして、そして新人王争いの筆頭候補として、大きな注目を集めるようになった。高校・大学、そしてプロ入り後、ずっとライバル選手たちに囲まれてきた京田選手にとって、プロの世界でここまで大きく注目されるなんて予想だにしなかっただろう。
だがそんな環境で野球をやってきた京田選手だからこそ、誰よりも努力することの大切さを知っているし、必死に食らいついていけば道が開けるということを実感しているのではないだろうか。
今後のドラゴンズは、間違いなく彼が引っ張っていくことになるだろう。これからは今まで以上に、京田選手に注目していきたい。


《関連データ》セ・リーグ打者 個人成績


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