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夢の4割打者は生まれる?打率にまつわるアレコレ

2017 8/25 10:07cut
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通算打率トップはレロン・リー選手

プロ野球において通算打率の歴代1位(4000打数以上)はレロン・リー選手(元ロッテ)だ。リー選手は1977年から11年間にわたりロッテオリオンズで活躍。実弟のレオン・リー選手(元ヤクルト他)も日本でプレーし実績を残すなど、兄弟揃って日本球界で活躍した外国人選手でもある。

レロン・リー選手は来日1年目に打率.317(467打数148安打)、34本塁打、109打点の成績を残し、最多本塁打、最多打点の二冠王を獲得。1980年には打率.358(489打数175安打)で首位打者に輝くなど、日本球界で1315試合に出場し打率.320(4934打数1579安打)を記録した。1987年に現役を引退しているが、30年以上にわたり歴代1位の座をキープしている。

日本人選手で通算打率トップなのは「ミスタースワローズ」若松勉選手(元ヤクルト)だ。若松選手は公称168センチと小柄ながら首位打者を2回獲得。打率3割を12回達成し「小さな大打者」とも呼ばれていた。1989年に引退しているが、19年間の現役生活で打率.3198(6808打数2173安打)を記録。1987年に引退したレロン・リー選手に追いつくことはできなかったが日本人トップとなった。

また、イチロー選手は日本で9年間プレーしているが4000打数に達しておらず、通算打率ランキングに顔を出すことはない。しかし、打率.353(3619打数1278安打)とレロン・リー選手を.030以上も上回っており、別次元の成績ということは間違いないだろう。

通算代打打率トップもあの人が!

試合終盤のチャンスで登場し、球場を大きく盛り上げる代打の切り札。ここ最近では前田智徳選手(元広島)、金本知憲選手(元阪神)などが挙げられる。レギュラーとして長らく活躍した選手が、体力の衰え、若手の台頭などでスタメンから外れ、役割が代打へと変更され「切り札」となることが多い。

スタメンとは違い、1試合で1打席のみの勝負になることが多く、プレッシャーは並大抵ではない。その代打において歴代最高打率(起用回数300回以上)を誇っているのは若松勉選手(ヤクルト)だ。通算打率ランキングでも2位に名を連ねる若松選手が、代打部門でトップとなっている。
主に晩年の3年間を代打として起用された若松選手は通算代打打率.349(258打数90安打)、12本塁打を記録。晩年は成績を落とす選手が多い中で結果を残している。

また、若松選手は代打サヨナラ本塁打を3本放っている。これは代打本塁打の世界記録保持者(27本)である高井保弘選手と同じくトップ。また、2試合連続代打サヨナラ本塁打の日本タイ記録も保持しており、まさに「代打の切り札」だった。

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