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日本ハムを支える大エースを目指す有原航平選手

2017 8/25 10:07cut
野球ボール
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規定投球回に届かなかったものの新人王獲得

即戦力候補として日本ハムにドラフト1位で入団を果たした有原選手。1年目となる2015年は開幕一軍こそ逃したものの、5月中旬には一軍デビューを果たす。その試合で6回2失点、奪三振4と好投を見せ初先発初勝利をマーク。その後はシーズン終了まで二軍降格することなく、ローテーション投手として定着した。

しかし、前半戦は4勝3敗、防御率5.79と貯金を1つ作ったものの安定しなかった。後半戦に入ると7月29日からの6登板で4連勝を飾るなど、チームに貢献。9月5日のオリックス戦では9回無四球、被安打4でプロ入り初完封勝利を飾っている。

最終的に年間を通して18試合に登板し8勝6敗、103.1回を投げ防御率4.79の成績で、新人王に輝いた。日本ハムからの新人王は2010年の榊原諒選手以来4年ぶりの受賞でもある。実際、先発ローテーション投手に定着したのが5月半ば以降ということもあり、規定投球回に達していない。しかし、翌年以降に中心選手となることを期待させてくれる投球内容であったことは間違いない。

この年、クライマックスシリーズへと進出した日本ハムは、シーズン中に先発起用のみであった有原選手を中継ぎとして起用。第2戦に2回無失点で勝利投手となったが、第3戦では2回1失点で敗戦投手となっている。

天国と地獄の2年目

新人王を獲得し、大谷翔平選手らとともにチームの柱として期待された2年目(2016年)の有原選手。自身開幕戦から6試合で5連勝を飾るなど絶好のスタートを切った。その間の防御率は1.31を記録し、まさにエース級の働きを見せチームに大きく貢献。その後、3連敗などもあったが前半戦で10勝3敗、防御率1.73の成績で初のオールスターゲームにも出場を果たす。

7月は4試合に登板し3勝1敗、30.2回を投げ防御率1.47の成績で月間MVPを受賞するなど、順風満帆のシーズンに見えた。しかし、7月29日の試合で敗戦、そこから6連敗する。首位を争っていたソフトバンク相手に3敗を喫してしまう。

そのまま、やられっぱなしで終わってはいない。天王山と呼ばれた9月下旬のソフトバンク戦に先発登板を果たすと、6回2失点で先発としての役割を果たし、チームの勝利に貢献。優勝をたぐり寄せている。

この年、22試合に登板し11勝9敗、156回を投げ、防御率2.94の成績を残し、優勝への原動力となった。

シーズンで2度の5連勝を記録し、後半戦で6連敗と苦渋を味わい、天国と地獄を味わったシーズンでもあった。

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