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キレのあるスライダーが武器!阪神・桑原謙太朗の大活躍の理由とは

2017 8/3 12:07Mimu
野球ボール,グローブ
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コントロールを克服して大変身!

だが2017年シーズンまでの桑原選手は、そのボールをしっかりとコントロールしている。5月終了時点の成績を見ると、22イニングで四球はたった4つ。きちんとストライクがとれれば、これほど頼りになるボールはない。
実は2016年のオフ、桑原選手はかなり筋力トレーニングに力を入れたそうだ。若手選手たちに混じってウエイトトレーニングにこもり、徹底的に下半身を鍛えた。その結果コントロールが安定し、ここまでの活躍に繋がったというのだ。
もともと阪神は他球団から放出されてしまった30代の中継ぎ投手を再生させることに定評があった。加藤康介選手や高宮和也選手など30を過ぎてから阪神に来て、一花咲かせた選手は多い。だが彼らもやはり、コントロールの向上が活躍の肝であったという。
もともと球に力やキレはあるが、コントロールがややイマイチだった。そこで走り込みや筋力トレーニング、フォームの改良などに着手し、コントロールを向上させたところ、あそこまでの活躍を見せるようになったのだ。

今や不動のセットアッパー!阪神の勝利に欠かせない存在に

2017年シーズンは、このナチュラルに動くストレートとスライダー以外の球はほとんど投げていない。この2球種をほぼ半々の割合で投げているだけだ。非常にシンプルな投球なのにこの成績。それだけ、このボールにキレがあるということだろう。
2017年4月6日、桑原選手は阪神に移籍後初勝利を挙げた。これが実に2010年の4月4日以来、2558日ぶりの勝利だという。丸7年も勝利から遠ざかっていたのだ。しかし、感涙に浸っている場合ではない。桑原選手はまだまだこれからもチームの勝利には欠かせない存在である。抑えのドリス選手につなぐセットアッパーとして、まだまだ相手を押さえ込んでくれるはずだ。

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