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すでに完成されたピッチングスタイル!巨人・田口麗斗のすごさとは

2017 8/3 12:07Mimu
野球ボール,グローブ
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左打者への攻め方が課題

もちろん課題はある。左打者へ有効な球が少ないということだ。左打者に対して外に逃げるスライダーは有効なのだが、反対にインコースのスライダーは非常に危険な球になる。
ストライクゾーンから真ん中へとボールが変化していくため、捉えられると一気に長打になってしまうのだ。チェンジアップも左打者の内へ少し食い込んでいくように変化するため、やはり捉えられやすい。
実際に2016年シーズンで田口選手と相性が良かったのは左打者だ。田口選手からもっとも多くヒットを放ったのは、カープの田中広輔選手で11本(26打数11安打 打率.423)、次いで多いのが阪神の福留孝介選手で7本(15打数7安打 打率.467)と、やはり左打者である。左に対しての攻め方にさらに幅が出てくれば、さらに手の付けられない投手になることだろう。

高校時代のライバルがオリックスへと入団!

また2017年シーズン、田口選手にはよりいっそう奮起する材料が2つある。1つめは自身の結婚(1月に高校時代の先輩だった女性との結婚を発表)、2つめは高校時代のライバル選手のプロ入りだ。
その選手とは、オリックスバファローズの山岡泰輔選手である。最速152km/hを誇る本格派右腕で、社会人No.1投手の評価を経て、2016年のドラフト1位で入団してきた。
実はこの2人、高校3年生だった2013年の夏の広島県大会決勝で投げ合っている。田口選手は広島新庄高校の、山岡選手は広島県瀬戸内高校のエースとして、勝った方が甲子園という中で行われた試合だ。
試合は投手戦となり、田口選手・山岡選手ともに相手に得点を許さず、延長15回が終わっても0-0のまま引き分け再試合となった。田口選手は13安打5四球ながら19奪三振を記録。
序盤から制球に苦しみ、毎回のようにランナーを背負うも、要所ではしっかりと三振を取り、何とか切り抜けていった。特に13回には先頭スリーベースを打たれて絶体絶命のピンチにもなったが、後続を敬遠して満塁とすると、そこからショートゴロ・三振・三振と完ぺきに抑えている。

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