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たっぷり見せます!埼玉西武ライオンズの歴代珍場面5選

2017 7/10 10:25tomon
野球ボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

2008年に球団名を変更して10年目のシーズンを迎える埼玉西武ライオンズ。 相変わらずイケメン揃いのライオンズに珍場面などありえない!と思うかもしれないが、中でも厳選した5つの歴代珍場面を紹介しよう。

ボールの代わりにグラブが飛んできた?!

2015年6月7日の横浜DeNAベイスターズとのセ・パ交流戦で、とんでもない珍プレーが勃発した。
3回1死ランナーなしの場面で、飛雄馬選手の打った一二塁間に転がる打球をエルネスト・メヒア選手がキャッチしたが、ボールがグラブから抜けないのだ。慌てたエルネスト選手は、グラブが挟まったグラブを両手で持ち、ベースカバーに入った郭俊麟選手に向かって、上から投げたのだった。
ボールは空中でグラブから抜けたが、本塁方向に転がっていき、内野安打となってしまった。ボールがグラブに挟まることはよくあり、その際大抵は下から投げるので、上から投げることは極めて珍しいことだ。

コーチを襲った悪送球

2015年8月14日の福岡ソフトバンクホークス戦では、危うく大惨事になる珍事があった。
5回裏の福岡ソフトバンクホークスの攻撃で、2塁走者を3塁へ送る送りバントが行われた。打球はピッチャー前に転がったので、十亀投手はすくいあげて3塁へ送球したつもり?が、球はコーチャーズボックスにいたソフトバンクの飯田コーチをめがけて襲い掛かったのだ。
飯田コーチは顔面スレスレで通過する球をうまくかわし、無事無傷。飯田コーチのファインプレーだった。

8キロ太ったメヒアが戦力外通告

2015年の春季キャンプで、主砲のエルネスト・メヒア選手がなんと戦力外通告を受けるという、ライオンズファンを失望させる珍事が起こった。10月下旬に帰国して4ヶ月ぶりに現れると、そこには目を疑うほど変身したメヒア選手の姿が!なんと8キロも体重を増やしてしまったのだ。
帰国していた4ヶ月間は家族とゆっくり過ごし、ほとんど練習をしていなかったそうで、帰国後は、打球を打てば手がしびれ、ボテボテの当たりしか打てないという悲しい結果に。そのため、室内練習場での打撃練習からスタートを切り、あげく戦力外通告を受けることに。しかし、戦力外通告後も残留を決意した理由は、生涯西武でプレーをしたいと思うほど、チームに愛着を感じていたからだろう。

いたっ!自打球でライト前ヒット!?

2015年7月26日の 日本ハム戦でのことだった。
2回裏2死1塁の西武の攻撃で、ピッチャーはメンドーサ投手、バッターは斎藤彰吾選手という場面だった。 いきなり斎藤選手の初球が、ライト前にクリーンヒットかと思いきや、なんと自分の足に当たった自打球だったのだ! 自打球なのでカウントは1ストライクとなったが、打ち直した2球目はセンターへのツーベースヒットで、1塁走者を3塁へ進めてチャンスを広げるきっかけを作ることになった。

レオ対ドアラのバック転対決

2012年5月20日の中日ドラゴンズとのセ・パ交流戦で、マスコットキャラクター同士のバック転対決が行われた。バック転対決は、セ・パ交流戦やオールスターゲームでは恒例のイベントとなっている。 ライオンズはレオ、ドラゴンズはドアラだ。まずは、レオが見事に成功させてチアガールたちから祝福され上機嫌。次はドアラの番で、負けずに華麗に決めたかと思いきや、最後の着地で転倒して、チアガールたちを怒らせてしまった。

まとめ

埼玉西武ライオンズは、投手や助っ人をはじめマスコットキャラクターのレオまで、命がけの珍場面や心和む珍場面を提供してくれた。 好プレーがあるから、珍プレーがあるのだ。 2017年こそAクラス入りと、数々の名珍場面を期待している。