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歴代の珍アクシデント、ハプニング【千葉ロッテマリーンズ編】

2017 7/10 10:25tomon
野球ボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

思わず笑ってしまう!? 1949年に毎日オリオンズが球団結成から現在の千葉ロッテマリーンズに至るまでに起こった、珍アクシデントやハプニングを包み隠さず紹介。さて、あなたはいくつご存知だろうか?

アルバイトでプロ野球?の珍事実

1953年の毎日オリオンズ時代のこと。横須賀基地勤務のメジャーリーグ経験を持つレオ・カイリー選手の正式入団を願ったものの、軍を除隊させることができなかったので、休日とナイターのみ出場するアルバイトとして契約を交わした。
その成績はミラクルなもので、同年8月8日にリリーフとしてデビューし、1ヶ月間に6試合の登板で負けなしの6連勝を挙げたのだ。結局、翌9月には除隊命令が出たので帰国したものの、実質1ヶ月間のアルバイト投手の存在は、今では信じられない珍ハプニングだ。

マーくんの首ちょんぱ事件

千葉ロッテマリーンズのメインキャラクターであるマーくんは、6歳のカモメがモチーフの4代目だ。そのマーくんも、派手な珍アクシデントをやらかしてくれた。
2005年セパ交流戦の5回裏終了時に行われたベースボールオリンピック、この日は、横浜ベイスターズのホッシーとの対決だった。グラウンドに置かれたフラッグをめがけて走っていったものの、両者がダイビングした拍子に倒れ込み、マーくんの首がもげてしまったのだ。
場内は大爆笑で、ホッシーと係員が慌てて首をはめるという事件になった。

ライオンズとの遺恨

1973年5月3日、川崎球場で太平洋(現在の西武)戦の7回、太平洋ファンが大量リードされていることでいらだち、グラウンドに瓶や空き缶を大量に投げ込んだあげく、一時は試合を中断させるまでに追い込んだのだ。
危険なので、ロッテ野手陣はヘルメットをかぶって守備に就き、三塁手の有藤通世選手はいつもよりもショート寄りに守っていた。そこで、太平洋の稲尾和久監督は三塁線へセーフティバントを指示したところ、ロッテの金田正一監督はこの采配に対して野次を連発するという、両チームとも殺気だった試合になった。

プロ野球史上初!悪夢の18連敗

1998年、近藤昭仁監督にとって2年目のシーズン。4月は11勝5敗という好成績でスタートしたが、主要投手陣が次々に負傷し、助っ人もケガで解雇され、6月13日の対オリックス戦を皮切りに、6月30日の対西武戦の引き分けを挟んで7月8日の対西武戦までプロ野球史上初の18連敗というアクシデントに見舞われた。
その後、踏ん張って貯金を10まで積み上がったが、連敗の影響は大きく、結局最下位という残念な成績だった。

チームを盛り上げた「チェイス・ランビン」

2009年6月7日、この日はランビン選手の30歳の誕生日だった。1回表1死、2ストライク3ボールに追い込まれてからライトへ高々と第4号のバースデー満塁ホームラン!この回は一挙6点を先取した。
そして、試合終了後のヒーローインタビューは、もちろんチェイス・ランビン選手!記者団の前で、名物の「ランビンダンス」をランビン応援歌に合わせて披露し、スタンドの観客にタッチしてファンサービスした。選手登録を抹消されていた最終戦には、観客席に現れてファンに挨拶をする場面もあった。

まとめ

千葉ロッテマリーンズのハプニングを振り返ったが、ご存知の場面はあっただろうか? 1949年の球団創立から長い歴史を持つマリーンズには、勿論多くの珍ハプニングやアクシデントもある。 動画サイトを検索すると、当時の状況がよりリアルに詳しく再現されるだろう。