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【北海道日本ハムファイターズ発】日本一のアクシデント集

2017 7/10 10:01sachi
野球ボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

2016年の日本シリーズで見事優勝を果たした北海道日本ハムファイターズ。新シーズンの連覇が期待されるチームですが、その一方で近年残してきたアクシデントの数々も日本一の名に恥じない(?)ものが揃います。 この記事では、近年のファイターズから発生したアクシデントをご紹介していきます。

球界の至宝、大谷翔平を襲った2016年のアクシデント・1

現在のファイターズには球界屈指の名選手が名を連ねますが、中でもやはり大谷翔平選手の注目度は群を抜いています。投打の二刀流として規格外の能力を発揮、常識では計り知れない活躍を見せている球界の至宝です。
そんな大谷選手に最も懸念されるのがアクシデントによる戦線離脱。特に昨シーズンは幾度かの怪我に見舞われ、出場試合数に影響が出る離脱も経験しました。
昨年7月、投手として先発出場した大谷選手は右手にできたマメの影響で緊急降板。その後の経過が思わしくなかったようで、再び投手として試合に出場できたのはペナントレースも終盤に差し掛かった頃でした。
その間は打者として中軸を担い、出色の働きでチームに貢献しましたが、8月には体調不良で出場を緊急回避するといったこともありました。

球界の至宝、大谷翔平を襲った2016年のアクシデント・2

歴史に残る大逆転で2016年のパ・リーグ、そして日本シリーズを制したファイターズ。マメが完治してからは、打者としても投手としても主役級の活躍を見せた大谷選手ですが、再びアクシデントに見舞われます。右足首の故障により2017年のキャンプ始動を出遅れ、ピッチングに関してはほとんど練習ができないという状況に陥ったのです。
この故障の原因として、11月に行われた日本代表の強化試合やシーズンオフの自主トレが指摘されていましたが、実際には日本シリーズの試合中で痛めたのが始まりだったことが判明しました。
もともと足首には捻挫癖があるという大谷選手。これからもアクシデントには注意を払ってほしいところです。

ドラフト会議で発生したファイターズのハプニング

ドラフト会議における1位指名について、利害関係などは考慮せず「その年で最も良い選手を1位指名する」という哲学を持つファイターズ。その理念のもと、ダルビッシュ有投手や陽岱鋼選手、中田翔選手、そして大谷翔平選手などを獲得してきました。ただし、ドラフト会議自体ではいくつかのハプニングも発生しています。
2005年では1位指名した陽岱鋼選手をソフトバンクと競合、くじを引いた当時の監督トレイ・ヒルマン氏は「交渉権確定」と書かれた漢字を読めず、外れと勘違いする一幕がありました。
また、ジャイアンツと競合した2011年のドラフト1位菅野智之投手については、親族関係もありジャイアンツ入りを希望していた菅野投手の意に反しファイターズが交渉権を獲得、菅野投手から入団を拒否されています。

ファイターズの名場面は試合前にあり!?アイドルもびっくりハプニング

ひょうきんで個性的なキャラクターを持つ選手が多いことでも知られるファイターズ。過去には阪神タイガースからメジャーリーグに移籍した新庄剛志選手や、森本稀哲選手などが有名です。
2016年シーズンには、西武ドームで行われたライオンズ戦の始球式で、「神スイング」で有名なタレント稲村亜美さんの投げたボールを陽岱鋼選手が打ってしまうというハプニングが起こりました。始球式で投げたボールを打ち返された稲村さんは目を丸くして驚いています。
すしポーズがお茶目なブランドン・レアード選手。頭髪が薄いためかスキンヘッドにしていますが、試合前には頭皮をマッサージしてもらう場面が度々目撃されています。その頭皮マッサージは谷口雄也選手が担当。レアード選手から「タニグチサン、オネガイシマス」と片言の日本語で依頼されるそうです。

ウグイス嬢にいじられ続ける(?)愛すべきM気質の男

ファイターズ屈指のいじられキャラ、杉谷拳士選手。出身の帝京高校ではキャプテンも務めた努力家です。その杉谷選手のエピソードとして有名なのが、何といってもウグイス嬢からのいじり(?)アナウンス。西武ドームで試合前のバッティング練習を行っている際は、マイクを通して杉谷選手を容赦なくいじるアナウンスが球場に流れます。
この「いじりアナウンス」、実は杉谷選手自ら西武広報の鈴木あずささんにお願いしたのがきっかけだそうです。その理由はスタメンに定着しきれない自分のモチベーションアップと知名度を狙ってのもの。
そんな杉谷選手の思いが通じてか、始めのうちは控えめだったアナウンスも今ではかなり大胆なものとなっています。

まとめ

野球選手としての実力だけでなく、個性的なキャラクターの持ち主が揃っている日本ハムファイターズ。2017年シーズンに向けた目標はもちろん連覇となりますが、ポジティブなアクシデントやハプニングでもファンを楽しませてくれそうです。