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【横浜DeNAベイスターズ】なぜ起きた!?アクシデント5選

2017 7/10 10:01sachi
野球ボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

昨シーズンはラミレス監督の就任でAクラス入り、初のクライマックスシリーズ進出と、明るい話題で締めくくった横浜DeNAベイスターズ。 そんなベイスターズで近年に発生した面白いアクシデントのいくつかをご紹介します。 珍プレーにジンクスにマスコットと話題はつきません!

キャッチャーの果敢な送球が裏目!イタすぎる失点シーン

2015年5月、ジャイアンツとの公式戦で発生したアクシデントです。4回表で0-3とリードを許し、ベイスターズとしては失点追加は避けたいところ。
2アウトでランナー1、3塁という局面、相手打者は亀井選手。その初球で1塁走者が盗塁を試みますが、その動きを読んだ井納翔一投手は瞬時に高めのボール球を投げました。キャッチャーの髙城俊人選手は、捕球するやすかさず2塁へ送球。
しかし、微妙に崩れたフォームで投げたボールは、なんと、かがんだ姿勢になった井納投手の背中に当たりセカンドベースから大きく逸れてしまうアクシデント。その間に3塁ランナーは悠々とホームベースを踏み、ジャイアンツに4点目を献上してしまいました。
井納投手は痛がったものの大事には至らず。しかし直後にピッチャー交代というイタすぎる結果になりました。

バント処理でびっくりアクシデント!DeNAの失点が止まらない

2014年4月のタイガース戦では、送りバントの処理で仰天のエラーにより失点を喫しました。9回の守備で相手打者の大和選手は送りバントを選択、この打球を処理した山口俊投手は2塁で刺そうとしますが、間に合わないと判断して1塁へ送球。
しかし、1塁のベースカバーに入った宮崎敏郎選手はボールが2塁にいったと思い込み、よそ見をして送球を後逸。ボールが転々としている間に1塁走者は一気にホームインし、タイガースに6点目を献上してしまいました。
このハプニングには、当時の中畑清監督もベンチで口を開けたままぼう然。1軍昇格後初の試合で大チョンボを犯した宮崎選手にとっては、わずか2日でのファーム降格という苦いアクシデントになりました。

ファンイベントにて、球団マスコットを襲ったアクシデント

横浜DeNAベイスターズのマスコット「DB.スターマン」は、ファンもびっくりのアクシデントに見舞われています。
2016年7月7日、ベイスターズの本拠地横浜スタジアムではファンクラブのお子様を対象にしたイベントが開催されていました。DB.スターマンは子供たちに交じって説明を聞いていましたが、突然その場で仰向けに転倒。フラフラと起き上がるも再び転倒し、スタッフに支えられながら退場してしまうアクシデントとなりました。
居合わせた子供たちも、その保護者たちもざわつく騒ぎでしたが、DB.スターマンが突然転倒した原因は熱中症によるものだったようです。夏の気温に着ぐるみと、球団マスコットとはいえ、中の人が体験する苦労がうかがえますね。

ナイターの実況席でアクシデント!?アナの笑いが止まらない

2013年9月のタイガース戦、5回裏のベイスターズの攻撃で起きたハプニングです。
先頭バッターの中村紀洋選手はこの日絶好調、3打席連続となるヒットをレフト前に放ちました。しかし、この場面でなぜか実況アナウンサーが奇妙な笑い声をあげるというアクシデントが発生、取り繕うように実況する声も笑いに震えていて、途中から何を言っているのかわからない始末です。
視聴者が一様にキョトンとしてしまうような事態に、実況アナウンサーは「横浜スタジアムの強風(浜風)で、台本の紙がグラウンドへ飛んで行ってしまった」と笑いの理由を説明しましたが、真相は不明。図らずも台本があるということをネタバレする結果になりました。

キャンプでのアクシデントはベイスターズの凶兆かも!?

プロ野球各チームはそれぞれの場所でキャンプを行いますが、キャンプインでのアクシデントはベイスターズにとって鬼門のようです。
2002年のキャンプでは、このシーズンからストライクゾーンに変更が生じるため、各球団のキャンプ地に審判団が派遣されました。しかし、ベイスターズのキャンプ地・横須賀にだけ審判団が現れず、当時の森祇晶監督も激怒する騒ぎとなりました。
2012年は「絶好調男」中畑清監督の就任で話題となったベイスターズ。キャンプ初日から例年以上の報道陣が詰めかけましたが、2日目にして中畑監督がインフルエンザでダウンするアクシデントが発生しています。
2015年には、キャンプ地の沖縄・宜野湾へ向かう飛行機にトラブルが発生、機内での缶詰状態から別便に乗り換えとハプニングが続き、現地到着が3時間遅れる事態となりました。
上記3シーズンのいずれも最下位に低迷したベイスターズにとって、キャンプインでのアクシデントは凶兆なのかもしれません。

まとめ

ご紹介した以外にも、本拠地の横浜スタジアムには頻繁に猫がまぎれ込むなど、ハプニングに事欠かないベイスターズ。 そんなアクシデントやジンクスも吹き飛ばし、昨シーズンに続くAクラス入り、そして悲願の優勝へと飛躍してほしいですね。