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所属チームすべてで活躍する超人!?糸井嘉男選手

2017 6/28 09:44cut
>バッターⒸShutterstock.com
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衝撃のトレード

糸井選手といえば2012年オフに行われた世紀の大トレードが印象に残る。2012年シーズンに糸井選手は、134試合に出場し打率.304、9本塁打、48打点、22盗塁、出塁率.404の成績で最高出塁率のタイトルを獲得した。年俸が1億9000万円(推定)であった糸井選手は球団との交渉で1000万円アップの2億円(推定)を提示され保留。2回目の交渉からは代理人をつけて交渉に臨んだが不調に終わる。

そして年が明けた2013年1月に、オリックス・バファローズとの間でトレードが発表された。日本ハムからオリックスへは糸井選手、八木智哉選手の2人が移籍。オリックスから日本ハムへは木佐貫洋選手、大引啓次選手、赤田将吾選手の3人が移った。

日本プロ野球でレギュラークラスを含めたトレードは大変珍しく、大きな話題となった。1990年代以降で見ると、これほどまでの大きなトレードは1993年オフの西武ライオンズと福岡ダイエーホークス間で行われたトレードだ。西武からは秋山幸二選手、渡辺智男選手、内山智之選手がダイエーへ移籍。ダイエーから西武へは佐々木誠選手、村田勝喜選手、橋本武広選手の3人が移った。タイトルホルダーが絡み合計6名が動くということで大きなインパクトを残した。

2012年のトレードは、1993年以来の大トレードとなったのだ。

33年ぶりの快挙となった35歳で53盗塁!

衝撃のトレードから4年オリックスでプレーした糸井選手。トレードで腐ることなく成績を残した。2014年には打率.331で自身初となる首位打者、出塁率.424で3度目の最高出塁率を獲得するなど、日本ハム時代以上の活躍を見せている。

しかし、2015年シーズンは故障もあり打率.262と6年間継続してきた打率3割を下回ってしまった。これは2009年にレギュラーを獲得してから初の出来事でもあり、34歳という年齢からくる衰えなどの憶測もなされた。

それらの憶測をすべて振り払うかのように、2016年シーズンは打率.306と3割へ到達。また、53盗塁で埼玉西武ライオンズの金子侑司選手とともに盗塁王のタイトルを獲得した。35歳の糸井選手が50盗塁以上をマークしたことは大きな話題となる。それは、「世界の福本」こと福本豊選手が、1983年に35歳で54盗塁を達成して以来、33年ぶりの出来事であった。

これらの活躍をした糸井選手はシーズン終了後に悩み抜いた末、FA宣言を行う。オリックス含めた他球団との交渉を進めることになった。

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