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オールスターゲームのお楽しみ!ホームランダービー名場面集

2017 6/13 12:41おおたき
ボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

オールスターゲームのホームランダービーは、参加する選手の中で7本塁打を打っている選手、または前年度の公式戦で15本塁打を打っている選手の中から、ファン投票で選ばれた選手だけが出場できる。 ホームランバッター同士の白熱した戦い、その中の名場面を紹介する。

初出場で優勝を果たした清原選手

1986年にPL学園を卒業後、西武ライオンズに入団した清原和博選手は、プロ1年目のオールスターファン投票で1位選出された。
当時高卒ルーキーがオールスターに出場したのは史上4人目だった。ホームランダービーにも出場を果たし、ルーキーとは思えないほど堂々と、笑顔でスイングしながらホームランダービーを楽しんでいた。
清原選手は10スイング中7本塁打を放ち、ホームランダービーに初出場ながら優勝を果たし、記憶にも記録にもその名を残した。

場外ホームランを連発したペーニャ選手

2011年にメジャーリーグのシアトル・マリナーズから福岡ソフトバンクホークスに入団したウィリー・モー・ペーニャ選手は2012年のオールスターゲームのホームラン競争に出場を果たす。試合は坊っちゃんスタジアムで行われ、決勝は中村剛也選手と戦った。
全部で11本塁打を放ち、そのうち4本を左翼スタンドを越える場外まで飛ばした。外国人選手ならではのパワフルで豪快なスイングでファンを魅了した。

両者譲らず白熱した戦いを繰り広げた中村選手とバレンティン選手

2011年にナゴヤドームで行われたオールスター第1戦のホームランダービーは、準決勝で横浜ベイスターズの村田修一選手を破って埼玉西武ライオンズの中村剛也選手、オリックスバッファローズのT-岡田選手を破って東京ヤクルトスワローズのバレンティン選手がそれぞれ決勝に進んだ。
決勝では両者とも2本塁打を放ち、同時優勝となったが、続くQVCマリンフィールドで行われた第2戦でも決勝で戦い、中村選手が2本塁打を放ち優勝を果たした。

新記録を達成した筒香選手

2010年に横浜DeNAベイスターズに入団した筒香嘉智選手。 2015年に東京ドームで行われたオールスターゲームに出場し、準決勝で東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手と対戦した。その時、右翼スタンド上段に豪快なホームランを連発してホームランダービー史上新記録となる9本塁打を放った。
決勝では福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手と対戦し、6本塁打を打って、3本塁打の柳田選手を破り初優勝した。

投手とDHを兼任する大谷選手が優勝

2016年に福岡ヤフオクドームで行われたオールスターゲームに、先発投手のファン投票1位で選ばれて出場した北海道日本ハムファイターズ大谷翔平選手。
準決勝で東京ヤクルトの山田哲人選手と対戦し、6本塁打を放ち、5本塁打の山田選手を破って決勝進出を果たした。決勝では福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手と対戦し、先攻の柳田選手が2本塁打を打ったが、6アウトで3本塁打を打って初優勝を手にすることができた。

まとめ

オールスターゲームの本番前に行われるホームランダービーは、試合を盛り上げるには欠かせないイベントだ。 ホームランバッターが一球一球に真剣に取り組み、ホームランを放つ姿はとても見応えがある。 今後も新たな記録が生まれる瞬間を見逃さないよう、心待ちにしていたい。