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【読売ジャイアンツ】2017年のキャンプはどうなった?

2017 4/20 11:07dada
野球ボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

2017年に行われた読売ジャイアンツのキャンプの概要や様子をチェックしましょう! 期待の若手やベテラン、開幕戦に向けての調子はいかに? 雪辱に燃える読売ジャイアンツは2017年優勝できるのでしょうか?

2017年のキャンプ地

2017年の読売ジャイアンツ(以下、巨人)は、2月中前半に宮崎県、2月後半に沖縄県でキャンプを行いました。 ちなみに宮崎県では、福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズも同時にキャンプを行っており、プロ野球3球団が同時にキャンプを行うのは全国で宮崎県(宮崎市)だけだったようです。
そのため、熱烈な野球ファンの多くが宮崎県を訪れ、各球団の様子を見ることができたようです。キャンプは選手との距離も近く感じられるので、もはやファンの間ではイベント化していると言ってもよいでしょう。実際にキャンプ地を巡るスタンプラリーなどのイベントも行われていました。

期待のルーキー!柿澤はどうなった?

東北楽天ゴールデンイーグルスから柿沢貴裕選手がトレードで巨人に加入しています。1994年生まれの柿沢選手はまだまだ若く、キャンプでも育成を重視された選手の一人です。
福岡ソフトバンクホークスとのオープン戦では、ライト方向に文句なしのホームランを打ちました。 まだまだ荒削りな部分はあるものの、ユーティリティープレーヤーであることでも知られ、巨人で重宝される選手になる予感もしています。 男前な容姿にファンが急増しているとの噂もある選手です。

大爆発!小林の躍進の秘密

2017年3月のWBCでは巨人から参加している小林誠司選手が大活躍しています。WBCでの活躍により、日本プロ野球での活躍にも大いに期待したいところですよね。
小林選手はあの阿部慎之助選手と自主トレーニングを行うなど、キャッチャーとしての腕をどんどんと上げてきています。キャンプ中のフリーバッティングでは柵越えを連発したようで、打者としてのセンス、体格にも磨きがかかったのではないでしょうか。
失点を抑えるだけでなく、点も獲れるキャッチャーの存在はありがたいです。

ピッチャー沢村は開幕危うし?

巨人のピッチャー、沢村拓一選手は、開幕戦での登板が危ういとされています。 キャンプ終了後の2017年3月18日の千葉ロッテマリーンズ戦では肩に違和感を感じ、登板を回避しました。4日の日本ハムファイターズ戦では、危険球によりたった1球で退場となっていました。
この肩の不調は2月の下旬から感じていたもののようで、もしかすると慢性的、あるいは長期的なものなのかもしれません。
164キロを超える剛腕ピッチャー、カネミロ選手も新たに加入しているので、その立ち位置争いがどうなるのかも心配なところです。

雪辱に燃える2017年!その目標やいかに

2016年は広島カープに17.5ゲーム差という大差をつけられた巨人。これだけの大差をつけられるというのは、多くの方にとって予想外でしたし、「まさか巨人がこんなに……」と思われた方も多いでしょう。2017年、巨人は雪辱に燃えています。
2017年はFA選手をなんと3人も獲得。「いくらなんでも獲り過ぎでは?」との声もありましたが、そこは巨人。勝つための補強に出し惜しみはしません。横浜DeNAベイスターズから山口俊選手(3年契約)、北海道日本ハムファイターズから陽岱鋼選手(4年契約)、福岡ソフトバンクホークスから森福允彦選手(2年契約)を獲得しました。 「これだけ揃えることができたのなら、次は楽々優勝?」と考えるファンも多いようで、2017年の巨人がどうなるか楽しみですね!

まとめ

読売ジャイアンツ2017年のキャンプは宮崎県と沖縄県で行われました。 沢村投手の不調は悔やまれるところですが、柿澤選手や小林選手の好調はとても喜ばしいことです。 他にも、新加入のFA選手3人がどんな活躍をしてくれるのかにも期待したいところです。 読売ジャイアンツの2017年のシーズンは、とても面白くなりそうですね。