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歴代ドラフト1位の選手〈2〉読売ジャイアンツ編

2017 2/21 19:13
野球
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Photo by Photo Works / Shutterstock, Inc.

読売ジャイアンツの歴代ドラフト1位入団選手の紹介していく。これまでの巨人軍の栄光を支えてきた名プレイヤーたちがどんな活躍を見せてきたのだろうか。

「ゴジラ」こと読売ジャイアンツ松井秀喜選手

星陵高校時代からホームランを量産するそのパワーはものすごく、高校通算で60ホーマーを記録した松井秀喜選手。高校3年時の明徳義塾との2回戦で5打席連続敬遠されたのは有名な話だ。1992年に巨人に入団。1年目は11本とセリーグ高卒記録を更新、2年目も20本塁打を記録。1998年には34本の本塁打を放ち、本塁打王と打点王を獲得する。1999年、2000年には40本の本塁打を放ち、その才能をいかんなく発揮する。
2002年にはニューヨークヤンキースへ移籍し活躍。選手通算332本を放つ記録も持ち、2013年には国民栄誉賞を長嶋茂雄氏とともに受賞する。現在は、ヤンキース特別アドバイザーとして活躍中だ。

「21世紀のスター」読売ジャイアンツ高橋由伸選手

慶應義塾大学3年生時には三冠王に輝く等活躍し、その甘いマスクから人気を博した高橋由伸選手。1997年ドラフト1位で巨人に入団。プログラム1年目から打率3割を超える成績を残した。その後も類まれなるバッティングセンスでチームをけん引し、2003年には、11打数連続安打を放ち、14打席連続出塁のプロ野球タイ記録を残している。
また、2011年には、1500本安打、2012年には300本塁打を達成した。2015年に引退後は、巨人軍監督してチームの指揮をとっている。

「正確なコントロール」読売ジャイアンツ上原浩治投手

上原浩治選手は、1999年のドラフト1位で巨人に入団。入団当初は、日曜日に先発のマウンドに上がることから「サンデー上原」とも呼ばれた。シーズン20勝をマークし、最多勝利の他に最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振などのタイトルを奪取するなど新人として史上3人目の投手4冠と新人王、沢村賞を受賞した。
2002年にも最多勝、沢村賞を獲得。2009年にはオリオールズへ移籍。直近ではレッドソックスへと活躍の場を移し、セットアッパーとクローザーを任されている。

「サヨナラ慎ちゃん」読売ジャイアンツ阿部慎之助選手

阿部慎之助選手は、2000年ドラフト1位で巨人入団。開幕からキャッチャーとして開幕スタメンで出場。1年目のシーズンは11本のホームランも記録した。2年目には127試合に出場し、山倉選手依頼のキャッチャーとして規定打席に到達した。2002年シーズンでは4回ものさよなら安打を放つなどチャンスにも強いバッターとして敵チームから恐れられた。
2014年には、球団記録の332本塁打を更新、さらには通算1000打点、3000塁打も達成している。2016年もファースト、指名打者で活躍を続けている。

「チームをけん引するキャプテン」読売ジャイアンツ坂本勇人選手

坂本勇人選手は、2006年ドラフト1位で巨人に入団。2007年には、10代で開幕スタメンを果たす。2009年には打率3割をマークしベストナインにも選出される。2012年は、シーズン20度の猛打賞、最多安打も達成。2013年にはWBCに選出され活躍。2016年にはセリーグ初となる遊撃手として首位打者を獲得する活躍し、ゴールデングラブ賞を受賞する。
打率も残せ、かつ一発も打てるパンチ力も併せ持つマルチな選手としてチームに欠かせない存在になっている。これからもますます活躍が期待される選手だ。

まとめ

読売ジャイアンツの歴代ドラフト1位で入団した選手の紹介をしてきた。数々の記録を残した選手や、現在も活躍を続けている選手もたくさんいる。そんな彼らのますますの活躍に今後も大いに期待したい。