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【語り継ぎたい名選手】オリックス・バファローズを支えたバッターたち

2016 11/10 19:16
>バッターⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

ひと振りで試合を決めるバッターは、いつの時代も憧れを抱かれるもの。今回はオリックス・バファローズファンなら知っておきたい名選手をそろえた。 現在のバファローズの前身となった2つの球団を支えた男たちを紹介する。

【ブルーウェーブ】球史に残る偉大な名選手?イチロー

オリックス・ブルーウェーブといえば、絶対に外すことのできない名選手がいる。かつてブルーウェーブで活躍し、40歳を超えてもなおメジャーリーグで記録を作り続けているイチロー選手だ。 1991年のドラフトでブルーウェーブに入団したイチロー選手。1994年に監督を務めていた仰木彬さんにその才能を見抜かれ、一軍レギュラーとして活躍するまでに成長する。
1995年には打者五冠王(首位打者・打点王・盗塁王・最多安打・最高出塁率)のタイトルを獲得。日本プロ野球において史上初の快挙となる、打点王と盗塁王の同時獲得を達成した。

【ブルーウェーブ】メジャー経験を次世代バッターに?田口壮

2016年からオリックス・バファローズの二軍監督を務める田口壮。現役時代はメジャーリーグでのプレー経験もある選手だ。
入団当初のポジションはショート。内野手として期待されていたものの、外野にコンバートされてからその才能を発揮。その外野守備はイチロー選手を上回るとまでの評判だった。 バッターとしてはシュアな打撃で、勝負強さに定評があるタイプ。満塁本塁打を打つ場面も多く、メジャー移籍後の満塁の場面での通算打率は.512を記録。まさに”満塁男”という呼び名がふさわしい選手だった。

【バファローズ】ミスター・フルスイング!豪快なバッター?中村紀洋

生涯現役を貫き、近鉄バファローズで活躍した中村紀洋選手。メジャーを含めた数々の球団を渡り歩き、彼の特徴であるフルスイングでファンを魅了した。 1992年のドラフトで近鉄バファローズへ入団した中村選手。1998年にはホームラン数30本以上を達成。その後も5年連続で30本以上を記録するなどの活躍を見せた。
また、中村選手はバッターとしてだけではなく、守備の能力もピカイチ。その守備力は、ゴールデングラブ賞に7度も輝くほどの実力だった。

【バファローズ】ホームラン量産の助っ人バッター?タフィ・ローズ

球団史上最強の助っ人と囁かれるタフィ・ローズ選手。近鉄バファローズの助っ人といえば、ローズ選手をあげる方も多いのではないだろうか?
近鉄バファローズへの入団は1996年。1年目からその力を大いに発揮し、チームの勝利に貢献した。2001年に達成したシーズン本塁打55本は、日本プロ野球歴代2位タイ記録となっている。また、外国人選手として400本以上のホームランを量産したのは、NPBでは唯一の記録だ。

まとめ

オリックス・バファローズの前身となった2つの球団。 球団は消滅してしまっても、オリックス・バファローズがある限り、その魂は脈々と受け継がれていくことだろう。 球団企画として過去のユニフォームを復刻する機会も多い中、かつての名選手たちに思いを馳せてみてはいかがだろうか? 真紅と蒼の魂を背負った新生バファローズと共に頂点へ!