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歴代の3大ホームランバッター!「横浜DeNAベイスターズ編」

2016 11/8 19:20
>バッターⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

ファンも大いに盛り上がり、その一撃で試合が決まることもある"ホームラン"。 今回は、ホームランに焦点を当て、横浜DeNAベイスターズで活躍したホームランバッター3名を紹介する。

「無冠の帝王」松原誠

松原誠は、前身の大洋ホエールズの象徴的な選手で、「ミスターホエールズ」とも呼ばれた。 ベイスターズ歴代1位となる330本塁打、通算2000本安打を記録しているにもかかわらず、打撃タイトルと無縁であったことから「無冠の帝王」と呼ばれた。
選手としては、1966年から15年連続2ケタ本塁打を放つなど長距離砲として活躍し、また、一塁の守備でも柔軟性を生かして堅守を見せるなど、攻守共に優れた選手でもあった。
引退後は、数球団で打撃コーチを務め、解説者として活躍している。

「男」村田修一

出身が九州であることや、自身のブログでも名乗っていることから、「男村田」と呼ばれることもある。自身の長男が未熟児であったことから、未熟児医療に対して寄付を始めるなど、人情味が溢れることもファンから好意を持たれている一因だ。
大学卒業後、ルーキーの二塁手として1年目からコンスタントに出場を続けて活躍する。その結果、1年目でありながら25本塁打を記録したが、シーズン終盤に骨折してしまう。その翌年は2年目のジンクスなどに苦しむシーズンとなったが、2007年、2008年と2年連続本塁打王のタイトルを獲得した。
2011年オフにFAで読売ジャイアンツに移籍したが、それでもベイスターズ在籍時には251本の本塁打を積み重ねた。これはベイスターズ歴代3位の記録だ。現在も、所属する読売ジャイアンツで本塁打を放ち続けている。

「ハマのゴジラ」筒香嘉智

2016年シーズンに球団最年少で通算100本塁打を記録した。歴代の通算記録からすると、少し見劣りしてしまうかもしれないが、これからまだまだ本塁打を積み上げていくだろう選手なので、紹介したいと思う。
松井秀喜と同じ背番号55を身につけ、左バッターであることから「ハマのゴジラ」と呼ばれることもあった。しかし、最近では2年連続3割20本塁打を記録するなど頭角を現し始めているので、「筒香」という名前が定着している。
2016年シーズンには、日本プロ野球記録の3試合連続マルチ本塁打を記録した。その他、球団の持つ最年少記録を塗り替え続けるなど、今最も勢いのある若手の一人だ。

まとめ

記録の中には古いものもあり、古いものほどなかなか話題にならなかったりする。 しかし、筒香のように記録を塗り替える選手がいると話は別だ。今までの記録を塗り替えることにより、古い記録が掘り起こされ、過去の名選手の偉大な記録に気付くこともある。 ぜひ一度、過去の記録に目を向けてみてはいかがだろうか。