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MLB新人王の大谷、後半戦飛躍の背景にフライ率上昇。松井秀喜にもあった変化

2018 11/15 07:00青木スラッガー
大谷翔平,Ⓒゲッティイメージズ
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オールスターブレイクを境にゴロが減り、フライが増えた

ゴロ打球とフライ打球の比率を表すものとして「GB/FB」という指標がある。本塁打を除いてフェアゾーンに飛んだ打球のうち、ゴロの総数をフライの総数で割ったもので、数字が大きいほどゴロの比率が高い打者になる。この指標を米データサイト『ファングラフス』から引用すると、大谷のシーズン中の推移は以下のようになる。

大谷のシーズン中の「GB/FB」

ⒸSPAIA

シーズンGB/FB は1.32(ゴロ率43.6%、フライ率32.9%)。前半戦 GB/FB は1.78(ゴロ率50.5%、フライ率28.4%)とゴロが多かったが、後半戦は1.06(ゴロ率38.5%、フライ率36.2%)と、ゴロとフライの比率がほとんど同じくらいになった。

傾向に変化が出たのはちょうど後半戦のスタートからだ。7月GB/FBは0.83とフライが多いが、15日で区切ると前半1.40、後半0.62となる。好調だった8月のGB/FBは0.94。9月のGB/FBは1.50に戻ったものの、この1か月は高確率でヒットになるライナーの打球比率がシーズンで最も高く、ゴロ率は42.9%と前半戦より低い数字に落ち着いた。

オールスターブレイクの4日間を挟んで、これだけ打球傾向にわかりやすい変化があったのは、大谷が意図的にフライを打つように、スタイルを変えたのではないだろうか。7月の不振は試行錯誤の期間だったと読み取ることができる。 フライ率が増えはじめた7月後半は打率.175だったものの、7安打のうち二塁打3本、本塁打2本。アベレージは低いが長打が目立っており、8月以降は確実性も伴わせていった。

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