「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

大谷翔平はゴジラを超えたのか 松井秀喜とメジャー1年目成績を比較

2018 11/9 07:00SPAIA編集部
大谷翔平,松井秀喜,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

長打率・OPSは松井のキャリアハイに匹敵

次に、1打数あたりの塁打数の期待値を示す「長打率」。打席数が違うため単純な比較はできないものの、はるかに少ない打席数で松井の本塁打数を超えた大谷は、この指標で大きく松井を上回る形になる。出塁率があまり変わらないため、「OPS」(出塁率+長打率)も同じだけ差がつく。長打率は大谷.564、松井.435。OPSは大谷.925、松井.788だった。

松井も31本塁打をマークしたヤンキース2年目(2004年)に長打率.522、OPS.912という抜群の数字を残した。このシーズンの松井以降、30本塁打超えと、OPS.900以上の日本人打者は登場していない。

大谷翔平vs松井秀喜MLB1年目の成績

ⒸSPAIA

ただし、松井がヤンキースで活躍していた当時は、大リーグ全体で打高投低傾向が非常に強かった時代だ。2004年は43名もの打者が長打率.500以上を記録し、OPS.900以上も28名いた。今シーズンは長打率.500以上が26名、OPS.900以上は11名。その中で、大谷以上のスコアだったのは長打率5名、OPS7名となる。

傑出度も考慮すると、大谷が1年目で残した成績は長距離砲として非常に価値が高い。367打席という限られた出場機会の中では、24歳にして29歳の松井1年目を凌駕し、キャリアハイにも匹敵する、メジャー屈指の強打者である。

おすすめの記事