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【動画あり】大谷が本塁打含む3試合連続安打 ダルビッシュは実戦練習開始〜8月2週の日本人メジャーリーガー振り返り〜

2018 8/13 12:24SPAIA編集部
メジャーリーグ,大谷翔平,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

大谷は3試合連続安打に12号本塁打

大谷翔平(エンゼルス)は8月7日(日本時間8月8日)に本塁打を含むマルチ安打を記録すると8月12日(同13日)の試合でも再びマルチ安打。現在、3戦連続安打中と打撃は好調をキープしている。ここまでの打撃成績は打率.271、12本塁打、34打点。

投手としては8月11日(同12日)にブルペンで捕手を立たせての投球練習をおこなった。故障後初のブルペン投球ということもあり、もちろん全力ではないが、順調な回復ぶりを見せた。今シーズン終盤での復帰が見込まれている。

【大谷の本塁打】

田中、前田はともに白星をつかめず

田中将大(ヤンキース)は8月10日(同11日)のレンジャーズ戦に先発した。この試合、3回まで無失点投球を見せ、立ち上がりは上々だった。しかし4回に2本の本塁打で3点を失うと、続く5回には2つの四球からピンチを招く。ここでエルビス・アンドルスに適時二塁打を浴びこの回2点を失ってしまう。6回もマウンドに登ったが、先頭のロナルド・グズマンにこの日2本目の本塁打を浴び、ここで降板。

この日の田中は5回6失点、被安打6、奪三振2、与四球3で今シーズン3敗目(9勝)を喫している。これで田中は2試合連続で6回を投げきれておらず、苦しい投球が続いている。次回登板でキッチリと先発の役割を果たし、5年連続となる2桁勝利を達成したいところだ。

前田健太(ドジャース)は田中と同じく8月10日(同11日)の先発マウンドにあがった。ロッキーズ戦に先発した前田は1点の援護をもらった1回裏、先頭のチャーリー・ブラックモンに安打を許すと2番のDJルメーヒューに1発を浴び、いきなり2点を失い逆転を許してしまう。3回にも1点を失うが、4回、5回と無失点に切り抜け調子を上げていく。しかし6回に1死二塁のピンチとなったところで交代を告げられ、マウンドを降りることになる。

この日の前田は5.1回を投げ3失点、被安打6、奪三振7、与四球3で勝ち負けつかず。今シーズンの成績は7勝7敗、防御率3.80となっている。

平野、牧田はともに無失点投球

平野佳寿(ダイヤモンドバックス)は8月6日(同7日)に同点で迎えた延長13回にマウンドへ登ると、メジャー最長となる2回をパーフェクト投球。14回裏に味方のサヨナラ本塁打が飛びだし、勝ち投手となっている。8月12日(同13日)も1回無失点投球でこの週は無失点で終えた。チームはドジャースと激しい首位争いを繰り広げており、平野の投球が勝負の明暗を分けることもあるはずだ。この勢いを持続させたい。

8月12日(同13日)、ここ最近はマイナーでプレーしていた牧田和久(パドレス)がメジャー昇格を果たし、7月7日(同8日)以来となるマウンドに上った。9対3の6点リードとプレッシャーの少ない場面ではあったが、1回無失点で切り抜け役割をしっかりとこなした。このまま結果を残し続け、メジャーに定着となるだろうか。次回の登板にも期待したい。

故障者リスト(DL)入りしているダルビッシュ有(カブス)は、8月8日(同9日)に実戦練習を行った。ここまでの回復ぶりは順調のようで、次回は14日(同15日)の予定。また、10日DLから60日DLに移行されているが、その他の選手との契約関連での措置であり、とくに復帰への影響はない。9月以降にメジャーでの登板を目指すことになりそうだ。

※数字は現地2018年8月12日終了時点