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【動画】大谷翔平の前半戦全7本塁打を振り返る

2018 7/18 11:57勝田聡
大谷翔平,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

メジャー初本塁打は2試合目

メジャーリーグは前半戦が終了し、オールスターブレイクへと突入した。今シーズンも多くの日本人選手が活躍しているが、やはり注目となるのは大谷翔平(エンゼルス)。そこで前半戦に大谷が放った全7本塁打をまとめた。

今シーズンから二刀流としてエンゼルスに加入した大谷翔平の初本塁打は、2試合目に訪れた。ホームであるエンゼル・スタジアムで行われたインディアンス戦でジョシュ・トムリンから右中間スタンドへ会心の一撃。その本塁打後にはメジャーリーグ恒例であるサイレント・トリートメントでチームメートの祝福を受けている。

日時:4月3日(日本時間4月4日)
対戦チーム:インディアンス
対戦投手:ジョシュ・トムリン
球場:エンゼル・スタジアム
状況:1回裏2死二、三塁


第2号は2試合連続弾

初本塁打の余韻がまだ冷め切らないうちに、大谷の第2号は飛び出した。なんと初本塁打の翌日にサイ・ヤング賞投手であるコーリー・クルーバー(インディアンス)から1発を放ったのだ。前日とは異なりセンター方向への一撃、またメジャーリーグを代表する投手から放ったということで能力の高さを見せつけた。

日時:4月4日(同4月5日)
対戦チーム:インディアンス
対戦投手:コーリー・クルーバー
球場:エンゼル・スタジアム
状況:5回裏2死二塁


第3号は驚きの3試合連続

第3号は驚きの3試合連続弾となった。4月6日(同7日)に行われたアスレチックス戦で放った1発は第2号と同じく、センター方向への本塁打。初本塁打から3試合連続本塁打は日本人史上初の快挙でもある。また、この試合は2回表の時点でエンゼルスは0対6と大量ビハインドだったが、大谷の一発でチームは勢いづき13対9と逆転勝利を収めている。

日時:4月6日(同4月7日)
対戦チーム:アスレチックス
対戦投手:ダニエル・ゴセット
球場:エンゼル・スタジアム
状況:2回裏2死無走者


第4号はヤンキースの若きエースから

第4号はヤンキースのエースであるルイス・セベリーノから放った。インコースへ投じられた97マイル(約156キロ)のストレートを振り抜くと、打球は右中間スタンドへ一直線。苦手な打者が多いとされるインコースへのストレートにも対応してみせたのだ。

日時:4月27日(同4月28日)
対戦チーム:ヤンキース
対戦投手:ルイス・セベリーノ
球場:エンゼル・スタジアム
状況:2回裏1死無走者


第5号は6日ぶりのスタメンで

5月4日(同5日)以来、6日ぶりとなるスタメン出場となった5月10日(同11日)のツインズ戦で第5号は飛び出した。代打での出番が2試合続き、久々のスタメン出場だったが、本塁打を含む2安打を放ちフル出場。スタメンでは3試合連続となるマルチ安打を放っている。

日時:5月10日(同5月11日)
対戦チーム:ツインズ
対戦投手:トレバー・ヒルデンバーガー
球場:エンゼル・スタジアム
状況:7回裏1死無走者


第6号は最後に一矢報いる1発

チームが大敗しているなかで生まれたのが第6号だ。レイズ相手に0対7と7点のビハインドで迎えた9回裏に、大谷は一矢報いる一発を放ち完封負けを免れた。試合の大勢には影響がない本塁打だったが、最後までけっして諦めない姿勢をみせてくれた。

日時:5月17日(同5月18日)
対戦チーム:レイズ
対戦投手:オースティン・プルイット
球場:エンゼル・スタジアム
状況:9回裏1死無走者


第7号はメジャー初の代打弾

故障による離脱から復帰後初アーチはメジャー初となる代打での1発だった。前日に右ヒザへ自打球を当て満足に走れない中、特大の本塁打を放ち、ゆっくりとダイヤモンドを一周することができた。結果的にこれが前半戦最後の1発となった。

日時:7月8日(同7月9日)
対戦チーム:ドジャース
対戦投手:J.T.シャーゴワ
球場:エンゼル・スタジアム
状況:7回裏無死無走者(代打)