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【動画】大谷が復帰! 初代打本塁打で勝ち越し点 平野の連続無失点「26」でストップ〜7月1週の日本人メジャーリーガー振り返り〜

2018 7/9 13:01SPAIA編集部
大谷翔平,エンゼルス,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

大谷vs.前田は先輩の貫禄!

大谷翔平(エンゼルス)がグラウンドに戻ってきた。右ヒジの状態が悪く、戦列を離れていたが、7月3日(日本時間4日)のマリナーズ戦から野手として復帰。復帰2戦目でマルチ安打を放つ活躍を見せたが、7月7日(同8日)の試合では右ヒザに自打球を当て、翌日の試合はベンチスタートとなった。

しかし、7回裏3対3の場面で登場した大谷はメジャー初となる代打本塁打を放ち、大きな1点をチームにもたらした。そのままベンチに退いたが、その1点が決勝点となりチームは勝利した。

その大谷だが、7月6日(同7日)のドジャース戦で前田健太と初対決を行った。その第1打席は前田の前に3球三振と先輩の貫禄を見せつけられた格好だ。続く打席でも遊飛に打ち取られ、前田の前に2打数ノーヒットと完敗してしまう。しかし、それで終わらないのが大谷だ。この日の最終打席で四球を選ぶと盗塁を決め、チームのサヨナラ勝ちに貢献している。

一方の前田はこの試合で5.2回を2失点とまずまずの投球でリリーフ陣へと後を託した。勝利投手の権利を持っての降板だったが、9回裏に逆転を許しチームはサヨナラ負け。今シーズン6勝目はお預けとなった。

田中はマイナー戦で復帰登板

走塁中に足を痛めた影響でDL(故障者リスト)している田中将大(ヤンキース)が7月4日(同5日)のマイナー戦で実戦登板を行った。5回2失点被安打3、奪三振4と順調な回復ぶりを見せている。メジャー復帰は7月10日(同11日)のオリオールズ戦が濃厚だ。レッドソックスとの首位争いが激しくなっているだけに、チームとしても田中の復帰は大きい。万全の状態でチームを引っ張りたい。

同じくDL入りとなっているダルビッシュ有(カブス)は今秋からキャッチボールを再開予定となっており、本格的な投球復帰のメドは立っていない。1日でも早い復帰が待たれるものの、患部が悪化しては意味が無い。いい状態で戻ってくることに期待したい。

平野の無失点記録が「26」でついにストップ!

快投を続けていた平野佳寿(ダイヤモンドバックス)の無失点記録がついにとまった。7月4日(同5日)のカージナルス戦において3安打を浴び4失点を喫し敗戦投手となったのだ。これで5月7日から続いていた無失点記録が「26」で止まったことになる。平野はその後2試合に登板しているが、いずれも無失点で抑え、引きずるそぶりは見せなかった。ここからさらに快進撃を見せて欲しいところだ。

メジャーとマイナーの昇降格を繰り返している牧田和久(パドレス)だが、7月7日(同8日)のダイヤモンドバックス戦で2回7失点、被安打5と大炎上。チームも5対20で大敗した。これで防御率は7.09となり、依然として苦しい戦いが続く。

※数字は2018年7月8日終了時点