平野が連続無失点の球団記録に迫る
今週も点を与えなかった平野佳寿(ダイヤモンドバックス)。3試合に登板した平野はいずれも無失点で切り抜け、22試合連続無失点の防御率1.32となっている。
球団が持っている新人による連続無失点記録の「19」はすでに更新済み。新人枠を外した球団連続無失点記録の24試合まではあと「2」に迫り、その更新にも期待がかかる。また、オールスターゲーム出場の期待も高まり、離脱が続いている日本人投手の希望ともいえる。
平野と同じく、今シーズンからメジャーでプレーする牧田和久(パドレス)。マイナー降格中だったがメジャー再昇格を決めた。防御率6点台と苦しい投球が続いているが、マイナー調整を経ての変わり身に期待が集まる。
前田健太が復帰後2試合目の登板
6月19日(同20日)のカブス戦で、DL(故障者リスト)から復帰後2戦目の登板を果たした前田健太(ドジャース)。初回に味方打線が1点のプレゼントをもらった前田だが、2回裏に2死満塁からクリス・ブライアントに2点適時打を浴び、2点を失ってしまう。その後、4回に安打と四球で2死一、二塁となったところで無念の降板。リリーフが打たれたことで前田は、3.2回3失点となってしまう。しかし、その後チームは逆転勝ちを収め、前田に勝ち負けはつかなかった。
その前田の次回登板は6月25日(同26日)に行われるカブス戦となった。2戦続けて同じ相手に打ち崩されるわけにはいかない。ここで好投を見せ復帰後初勝利を飾りたいところだ。
大谷は28日に再検査!
右肘靱帯の損傷でDL入りしている大谷翔平(エンゼルス)は利き腕ではない左手でボールを投げるなど、患部に負担のかからないかたちでリハビリを続けている。また、味方投手が投球練習をしている際に打席へ入り、目慣らしも行った。打者としての感覚が鈍らないようにするための練習だ。
6月28日(同29日)に再検査を受ける予定となっている。今後のプランは、その結果次第になりそうだ。野手のみでの復帰などパターンは様々だが、無理のない形でグラウンドに戻ってくることを願うばかりだ。
田中、ダルビッシュは順調にリハビリを継続中
DL入りとなっている田中将大(ヤンキース)とダルビッシュ有(カブス)。ともにリハビリを行っており、順調に回復している。田中は6月24日(同25日)にブルペンでの投球練習を開始しており、そろそろ復帰の目処が立ちそうだ。
ダルビッシュも打者相手の投球練習を行っており、ステップを踏んでいる模様。ここから調整登板を経て、ローテーション復帰を目指すことになりそうだ。しかし、大型契約を結んでいることもありマドン監督は慎重な対応を見せ、復帰の時期は今のところ明らかになっていない。
両投手ともに元気な姿を見せて欲しい。
※数字は2018年6月24日(同25日)時点