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平野が連続無失点を「19」に更新。 前田の復帰登板は5回2失点〜6月3週の日本人メジャーリーガー振り返り〜

2018 6/18 11:19SPAIA編集部
平野佳寿,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

平野が19試合連続失点!球団公式Twitterにも登場!

日本人選手の相次ぐ離脱のなか、結果を残し続けているのが平野佳寿(ダイヤモンドバックス)だ。今週も3試合に登板し無失点。6月17日(同18日)の試合では2四球を出し走者を背負ったもものの、失点で切り抜けた。これで19試合連続無失点となり、防御率は1.45。開幕から唯一活躍を続けている日本人選手だ。

また、日本人向けではあるものの、NHKでダイヤモンドバックス戦が放送される前に投稿された球団公式Twitterにも登場するなど、チームの顔になりつつある。この活躍がどこまで続くのか楽しみだ。

【球団公式twitterに登場した平野】

大谷は野手として先に復帰か?

大谷翔平(エンゼルス)がDL(故障者リスト)入りしてから1週間以上が経過した。PRP注射を打ち、数週間後の検査を見て今後の方針を決めると言うことだけが発表されている。現時点で手術をしない方針ではあるものの、アメリカのメディアでは「手術をするべき」「手術をすることになるだろう」といった声が多く出ている。

そういった渦中にいる大谷ではあるが、左手のみではあるがスイングを始めている。エンゼルスを指揮するマイク・ソーシア監督も「打者としての復帰する可能性はある」と語っており、早ければ7月半ばあたりから野手として試合に出場するかもしれない。

前田健太が故障から復帰で5回2失点

6月13日(日本時間14日)のレイカーズ戦で前田健太(ドジャース)が復帰した。5月29日(同30日)のフィリーズ戦で2回途中に降板し、そのままDL入りしていた前田だが復帰登板では5回を2失点でまとめる好投を見せる。勝敗こそつかなかったものの、復調ぶりをしっかりとアピールした。球数も76球と多くなく、次回登板は6月18日(同19日)の株戦となることが決定した。その試合で5勝目をつかみたいところだ。

ダルビッシュ有(カブス)、田中将大(ヤンキース)のふたりはDL入りしているために登板はなかった。ダルビッシュは復帰に向けてすでに投球練習を再開した。早ければオールスター前に復帰する可能性もありそうだ。

一方の田中は耳の感染症で練習を早退するなど、アクシデントが続いている。チームが好調な今こそしっかりと休んで、万全な状態で復帰したいところだろう。

右肩手術から復帰を目指している岩隈久志(マリナーズ)は6月20日(同21日)に実戦登板を行うことになった。ルーキーリーグ相手ではあるが、どの程度まで回復しているのかを確認できるだろう。

※数字は2018年6月17日(同18日)終了時点