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【動画】絶対に憶えておきたいメジャーの「強打者」たち

2018 6/14 10:56勝田聡
ジャンカルロ・スタントン,アーロン・ジャッジ,Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

2人で101発!昨シーズンの本塁打王が同じチームに!

本塁打を打つことだけが強打者の証ではないが、少なくとも評価の目安にはなっている。そしてメジャーリーグには、星の数ほど強打者が存在する。

昨シーズンには、両リーグ併せて30本塁打以上放った選手が41人もおり、そのうち5人が40本塁打以上、さらにそのうち2人が50本塁打以上(40本塁打以上の5人に含む)を放っている。その2人の選手を打線に揃えているのが、ニューヨーク・ヤンキースだ。

昨シーズンに、アメリカン・リーグにおいて新人王と本塁打王を同時に獲得したアーロン・ジャッジと、ナショナル・リーグの本塁打王であるジャンカルロ・スタントンをマイアミマーリンズからトレード獲得したヤンキース。
この2人の合計が101本塁打に達した昨シーズンは、MLB公式も紹介の動画を作るほど、まさに圧巻の一言だった。

スタントンは2014年オフに当時所属していたマーリンズと、13年総額3億2,500万ドルの超大型契約を結んでいることでも知られている。これを日本円に換算すると、約380億円となり、北米スポーツ史上最高額の契約ともされている。その金額に見合った成績を残せるのか、今後の活躍に注目が集まる。

そんな2人の特大ホームランを見逃してはならない。幸運なことに日本は田中将大がヤンキースに所属していることもあり、テレビ中継されることが多い。ヤンキースの攻撃中も画面から離れないことをオススメする。


【MLB公式の紹介動画】

【ジャッジの本塁打】

大谷とチームメートのマイク・トラウト

ジャッジやスタントンのような生粋のパワーヒッターと言えるほどではないが、強打者を挙げる際に外せない選手がいる。大谷翔平と同じくロサンゼルス・エンゼルスでプレーするマイク・トラウトだ。

トラウトは本格メジャーデビューとなった2012年に、打率.326、30本塁打、49盗塁の成績を残し新人王を受賞。メジャーリーグで大きく取り上げられることはなかったが、実質的には初年度からトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁以上)も達成したスーパースターなのだ。
その後も活躍を続け、昨シーズンまでにMVPを2度受賞しており、今や球界を代表する選手ともいえる。

大谷がエンゼルスに入団する際、公式に2人の動画も作られている。そのため日本のファンも彼の名前を聞いたことがあるかもしれない。エンゼルス、そしてメジャーリーグを語る上で絶対に憶えておきたい選手だ。


【トラウトと大谷の紹介動画】

【トラウトの本塁打】

左の大砲ブライス・ハーパー

ワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパーも忘れてはいけない。アマチュア時代から注目を集めており、2010年のドラフトでは、全体1位でナショナルズへと入団した。 2012年にメジャーデビューを果たすと新人王を受賞。2015年には本塁打王、MVPを同時に獲得している。

打撃成績にムラがあるものの、闘志溢れるプレーをみせ観客を沸かせている。また、オリックスの吉田正尚が入団時に、ハーパーと同じ背番号「34」を希望したことでも知られている。トラウトは1991年生まれ、ハーパーは1992年生まれとまだ若い。これからのメジャーリーグを代表する存在となることに期待したい。

今シーズンはナショナル・リーグ東地区所属ということで、日本での報道は少ないかもしれない。しかし、ナショナルズ戦を見る機会があれば、是非注目してほしい。


【ハーパーのサヨナラ本塁打】