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メジャーリーグの大谷翔平選手世代は誰がいる?

2018 1/19 10:37mono
野球
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アストロズにはカルロス・コレア選手らふたり!

2017年シーズン、悲願のワールドチャンピオンとなったヒューストン・アストロズ。その中心選手でもあるカルロス・コレア選手は1994年生まれだ。
コレア選手は2015年にメジャーデビューし、99試合に出場。打率.279(387打数108安打)、22本塁打、68打点の成績を残しルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞する。

3年目となった2017年シーズンは離脱があったものの109試合に出場し打率.315(422打数133安打)、24本塁打、84打点。おもに4番を任されワールドチャンピオンに貢献している。
コレア選手は遊撃手という守備の負担が大きいポジションながら、好成績を残しており次世代のスターとして期待されている存在だ。大谷選手と同地区ということもあり、2018年シーズンはその対決にも注目が集まる。

また、同じくアストロズのアレックス・ブレグマン選手も1994年生まれだ。ブレグマン選手はチーム最多の155試合に出場。 打率.284(556打数158安打)、19本塁打、71打点の成績を残している。主に三塁を守っており、コレア選手と三遊間を組んでいた。
若い三遊間が2018年シーズンもチームを盛り立て、ワールドシリーズ連覇を目指すことになる。

野手の注目はコーリー・シーガー選手ら

マリナーズで活躍するカイル・シーガー選手を兄に持つコーリー・シーガー選手(ドジャース)も1994年生まれだ。2015年にメジャーデビューを果たし、2016年にはルーキー・オブ・ザ・イヤー、シルバースラッガー賞を受賞。
MVP投票でも3位に入るなど大きな活躍をみせた。

3年目の2017年シーズンも145試合に出場し打率.295(539打数159安打)、22本塁打、77打点の成績でドジャースのリーグ優勝に貢献。
ワールドシリーズでは打率.222(27打数6安打)、1本塁打、4打点と波に乗れなかったものの、第2戦では勝ち越し2点本塁打を放つなど存在感を発揮している。シーガー選手もコレア選手同様に遊撃手ながら、打線の軸として活躍しており今後の活躍に期待が掛かる。

2017年シーズン新人王候補にもなったアンドリュー・ベニンテンディ選手(レッドソックス)も1994年生まれのひとりだ。2016年シーズンにデビューを果たし34試合に出場。
打率.295(105打数31安打)、2本塁打、14打点の成績を残し2017年注目の選手として期待されていた。その期待通りに2017年シーズンは開幕からスタメンを確保し、4月末の時点で打率.333と好調をキープ。

その後打率は下降したものの、151試合で打率.271(573打数155安打)、20本塁打、90打点をマーク。この90打点はムーキー・ベッツ選手(102打点)に次ぐチーム2位と地区優勝に大きく貢献した。
今後、レッドソックスの中心選手へ成長することが期待されており、近い将来チームの顔になるかもしれない。

投手ではヤンキースの有望株でもあるルイス・セベリーノ選手ら

野手に有望株の多い1994年生まれだが、投手にももちろん期待の選手はいる。その一人が田中将大選手と同じくヤンキースに所属するルイス・セベリーノ選手だ。
セベリーノ選手は2015年にメジャーデビューを果たし先発として5勝(3敗)をマーク。2016年は先発、中継ぎの両方で起用されたが3勝(8敗)と期待を裏切った。

しかし2017年シーズンはCC.サバシア選手とともに、チームの勝ち頭となる14勝(6敗)を挙げる活躍。防御率2.98、230奪三振(193.1回)とその他も好成績を残しサイ・ヤング賞投票で第3位に入っている。
2018年シーズンも残留が決まったサバシア選手、田中選手と3本柱として先発ローテーションの一員となることはまちがいないだろう。

リリーフ投手ではエドウィン・ディアス選手(マリナーズ)も同じく1994年生まれだ。2017年3月に行われた第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にもプエルトリコ代表として出場。
クローザーを務め4試合で2セーブをマークしている。マリナーズではチーム2位の66試合に登板し4勝6敗34セーブ、防御率3.27。
また、66イニングで89個の三振を奪っており奪三振率12.1と高い能力を誇っている。

このように、メジャーリーグでも大谷選手と同じ1994年生まれの選手は多く活躍している。日本では圧倒的な成績を残してきた大谷選手ではあるが、メジャーリーグの舞台でも同じようなパフォーマンスを残すことができるだろうか。
もちろん、勝負の世界に年齢は関係ない。しかし、ひとつの目安としてファンたちは同年代の選手を『ものさし』とするだろう。
ここに挙げた次代のスターたちと同じような活躍を期待したい。