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WS・MVP獲得!MLBでの松井秀喜選手【球史に名を残した偉人達】

2017 6/30 12:56cut
松井秀喜
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ワールドシリーズMVPも契約延長はなし

松井選手の契約最終年となった2009年シーズン。142試合に出場し打率.274、28本塁打、90打点の成績を残しポストシーズンに挑むことになる。この時点で、契約の更新には至っておらず、最後のアピールの場としてポストシーズンが残っていた。

ツインズとのディビジョンシリーズ、ロサンゼルス・エンゼルスとのリーグチャンピオンシップと打率2割台に終わり大きな活躍はできなかった松井選手。ヤンキースとして戦う舞台はワールドシリーズのみとなった。その相手はフィラデルフィア・フィリーズ。

大事な初戦は左腕エースであるクリフ・リー選手にヤンキース打線は封じられ1-6と完敗。初戦はリー選手の前に1安打に終わった松井選手だが、第2戦ではペドロ・マルティネス選手から本塁打を放つなど3打数2安打の活躍を見せ3-1でチームも勝利。1勝1敗のタイに戻す。

3戦目はフィリーズの本拠地での一戦とあり、指名打者が起用できないこと、先発が左腕のコール・ハメルズ選手ということもありスタメンから外れた松井選手。その出番は、7-4と3点リードで迎えた8回表に訪れた。カウント1ボール1ストライクからの3球目を一振りすると打球は左中間スタンドに飛び込むこのシリーズ2本目の本塁打となる。

第4戦は代打で凡退したものの、第5戦は代打で安打を放った松井選手はヤンキースタジアムに戻った第6戦でスタメン出場を果たす。この試合で松井選手は3安打、1本塁打、6打点の活躍を見せ7-3でフィリーズを下す原動力となった。この勝利でヤンキースはワールドチャンピオンに輝き、初めて松井選手はチャンピオンリングを手に入れている。

松井選手ワールドシリーズ成績 打率.615/3本/8打点

セレモニーではワールドシリーズMVPにも選ばれた松井選手は、日本人でワールドシリーズMVPに輝いた最初の選手となった。しかし、ヤンキースは松井選手と再契約を行うことはなく、これがヤンキースでの最後の勇姿となってしまう。

エンゼルスで結果を残せず再び移籍先探しへ

ワールドシリーズMVPに輝いた1ヶ月半後の12月半ばに松井選手はロサンゼルス・エンゼルスと1年契約を結ぶ。イチロー選手が所属するシアトルマリナーズと同じくアメリカンリーグ西地区になった松井選手。レギュラーシーズンでの「イチローvs.松井」が増えることも日本のファンには期待されていた。
エンゼルスのユニフォームに身を包んだ松井選手は、開幕戦となったツインズ戦で本塁打を含む2安打とマルチ安打でシーズンをスタート。しかし、徐々に調子を落とし4月を打率.273、4本塁打、13打点と及第点の成績に終わる。
その後、シーズン終盤に調子を上げるが1年を通じて低調に終わり、再契約には至らず再び移籍先を探すことになった。
日本時代の松井選手を知るファンからは、2年連続で所属チームを探すことになる松井選手に驚きを感じる声も挙がっていた。

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