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MLBを知ろう!テキサス・レンジャーズの永久欠番はいくつある?

2017 6/13 12:41cut
レンジャーズ,選手
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Photo by Keeton Gale / Shutterstock.com

ダルビッシュ有選手が在籍していることで取り上げられることも多いテキサス・レンジャーズ。 MLBに興味を持ち、他の各球団について少しずつ覚えていきたいという方もいるのではないだろうか。 今回は、そんなテキサス・レンジャーズの永久欠番について紹介する。

テキサス・レンジャーズってどんなチーム?

テキサス・レンジャーズは、アメリカンリーグ西地区に所属するチームで、1961年に創設された。
2016年終了時でワールドシリーズ制覇はないが、2010年、2011年とアメリカンリーグ制覇を果たしている。2011年にはあと1球でワールドチャンピオンというところまでいったが、セントルイス・カージナルスに敗れている。
日本人選手では2013年からダルビッシュ有選手が所属しており、日本でもテレビなどで目にする機会が多いチームだ。

テキサス・レンジャーズの永久欠番は4名

2017年開幕前の時点でレンジャーズの永久欠番は「7」「26」「34」「42」の4つだ。「42」はMLB全球団で永久欠番となっているジャッキー・ロビンソン選手の背番号であるため、レンジャーズ独自での永久欠番は3つとなる。
1961年の創設以来、初優勝が35年目の1996年となっており、弱小だった時期が長かったため、永久欠番の選手数も少ない。今後、永久欠番が期待される選手は「29」のエイドリアン・ベルトレー選手だろうか。2016年シーズン終了現在で2942安打となっており、3000本安打を達成すれば可能性は高まる。

「7」イバン・ロドリゲス選手

レンジャーズの「7」はイバン・ロドリゲス選手が着用していた。レンジャーズでメジャーデビューを果たし、レギュラー捕手として活躍。その後、複数球団を渡り歩き、2427試合に捕手として出場している。この数字は2016年終了時点でMLB最多だ。
また、ゴールドグラブ賞を13回獲得しており、これも捕手として最多の数字だ。2017年にはアメリカ野球殿堂入りを果たし、それと同時にレンジャーズでも永久欠番に指定された。

「26」ジョニー・オーツ監督

レンジャーズの永久欠番である「26」は、選手ではなくジョニー・オーツ監督がつけていた背番号だ。
ジョニー・オーツ監督は、レンジャーズを初めてポストシーズン進出に導いたことを讃えられ、永久欠番となった。1995年に監督に就任すると、翌1996年に地区優勝を果たす。その後、1998年、1999年にも地区連覇を果たすなど、3度の優勝を達成。レンジャーズで7年間監督を務め、506勝476敗の成績を残した。

「34」ノーラン・ライアン選手

レンジャーズだけでなくMLBのレジェンドであるノーラン・ライアン選手の「34」がレンジャーズの永久欠番になっている。
ノーラン・ライアン選手は、「ライアン・エクスプレス」と呼ばれており、現役生活27年間で324勝、5714三振を奪った。5714奪三振はMLB最多記録となっている。また、MLB最多となるノーヒットノーランを7回記録するなど伝説的な選手だ。レンジャーズには現役最後の5年間在籍し、51勝をマークしている。

まとめ

レンジャーズは2011年にあと1球でワールドチャンピオンというところでカージナルスに敗退してから、ワールドシリーズに進出していない。ダルビッシュ選手が悲願のワールドチャンピオンへと導いてくれることに期待だ。