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【2016-2017保存版】ヒューストン・アストロズを徹底解説!

2017 1/30 12:29
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Photo by Anthony Correia/Shutterstock.com

コアなファンも多いヒューストン・アストロズですが、いったいどのようなチームでしょうか? 来年はチームのことを知って応援してみませんか? アストロズの歴史や近年の成績、2017年の課題などについて、わかりやすくご紹介したいと思います。

ヒューストン・アストロズの歴史

ヒューストン・アストロズは、前身であるヒューストン・コルト45'sから数えると実に50年以上の歴史のあるチームです。比較的人気の高いチームなのですが、ワールドシリーズの優勝経験がなく、どちらかというと弱いチームと認識されている場合が多いです。しかし、だからこそコアで熱心なファンが多いのも特徴とされています。
アストロズの名前の由来は、宇宙飛行士であるアストロノーツからきています。ヒューストンにはロケットの発射台があることからこの名前が付けられました。

2015年度の大躍進

弱いとされてきたアストロズですが、近年のチーム改造により大躍進を果たします。2015年には、補強したチームの若手が徐々に育っていき、開幕直後に10連勝を記録するなど首位を独走したのです。その後連敗をするなど、まだまだ不安定ですが、それでも10年ぶりに地区リーグへと進出しました。
優勝へと大手をかけるまでいきましたが、あと一歩及ばず優勝を逃してしまいます。それでも、ここまで実力をつけるのにあと数年はかかると見られていたので、アストロズとしては快挙といっても良かったでしょう。

2016年度の結果は?

2015年のヒューストン・アストロズの大躍進に、メディアやファンは2016年のシーズンに期待をかけていたのですが、結果的には2015年を下回る西地区3位という成績に終わってしまいました。
打撃に関しては、アルトゥーベ選手やコレア選手がメインとなって打線を爆発させていた感じがありますが、投手陣に不安の残る結果となっており、サイヤング賞投手であるダラス投手が9勝12敗という思わしくない結果だったこともあり、今年は低迷してしまったのでしょう。

2017年への課題

2016年のオフには捕手、一塁手、外野手が軒並みフリーエージェントとなることから、これらに代わる選手の獲得やチームの補強が必要となります。
また、2016年にダラス・カイケル投手とコリン・マクヒュー投手が低迷してしまったことから、この2人のスランプ脱却はもちろんのこと、新たな主軸となる投手の獲得が急務となっています。
ただ、例年に比べて今年のトレード市場は高騰気味になっているため、先発投手獲得は簡単にはいかないとも言われています。

日本人選手も参戦!

フリーエージェントによって抜ける外野手の補強として、複数の野手が採用されましたが、その中には日本人選手も含まれていました。元ヤクルトスワローズの青木宣親選手です。
2011年にポスティングシステムによりメジャーに挑戦しており、2016年はシアトル・マリナーズに在籍していました。日本では打率の高さから「安打製造機」と呼ばれていた青木選手ですが、2017年はヒューストン・アストロズでどのような活躍を見せてくれるのか期待ですね。

まとめ

今回はヒューストン・アストロズについてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
弱いと言われ続けてきたチームですが、近年では優勝も難しくないと評価されています。
2016年は残念な結果に終わりましたが、2017年は期待したいですね!