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カンザスシティ・ロイヤルズの2016-2017を解説

2017 1/30 12:29
ボール,ⒸShutterstock.com
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懸案となるモラレス選手のFA

このように低迷した感のある野手陣ですが、ロイヤルズにはこのオフさらに頭を悩ませている問題があります。
それはワールドチャンピオンに大きく貢献し、今季も30本塁打を記録したケンドリー・モラレス選手のFAであり、トロント・ブルージェイズ移籍によりさらなる戦力ダウンになってしまいました。
モラレス選手の代わりはなかなかいないといえる状態なので、打線に関してはかなり厳しい状況になってきているといっていいでしょう。

フランチャイズプレイヤー、アレックス・ゴードン選手の復活に期待

ワールドシリーズ奪還のため、ロイヤルズが大きく期待するのは、全体2巡目で指名されてロイヤルズ一筋で活躍しているアレックス・ゴードン選手の復活です。
低迷期も素晴らしい守備を披露してスタンドを沸かせた人気選手のゴードン選手ですが、今季は打率が大きく低迷して苦しいシーズンを送ってしまいました。
彼のようなカンザスシティのシンボルが活躍することがチーム全体の盛り上がりを呼ぶので、来シーズンはゴードン選手の奮起に期待したいところです。

投手陣はダフィー投手を中心に、再建を目指す

投手陣に関しても、チーム防御率9位と低迷してしまったロイヤルズ。
しかし、明るい話題としてダニー・ダフィー投手の活躍があります。ダフィー投手は長年殻を破り切れないシーズンを送っていたのですが、今季は12勝3敗というキャリアハイの成績を残して、一気にロイヤルズの中心投手に成長したのです。
他の先発陣はイアン・ケネディ投手、ヨルダノ・ベンチュラ投手以外候補がいないという状態なので、ダフィー投手の投球は今後のロイヤルズの浮沈を握ってくるでしょう。

リリーフ陣は、絶対的なクローザー放出が痛い

一方で、リリーフ陣はチームの絶対的クローザーであるウェード・デービス投手がトレードされるという衝撃がありました。
デービス投手は、ロイヤルズ移籍後にブルペンに転向すると、2014年はセットアップとして防御率1.00の成績を残して優勝の原動力になると、2015年は途中からクローザーになり防御率0点台というとんでもない成績を叩き出してワールドチャンピオンに貢献したのです。
今季も怪我があったものの好成績を残しただけに、このトレードには来季に大きな不安を残すものになっています。

まとめ

総合すると来季の戦力に大きな不安を抱えるという印象を受けるカンザスシティ・ロイヤルズですが、ワールドシリーズを経験した選手たちの勝負強さは健在です。 若い戦力が大きく開花すれば、相乗効果でワールドチャンピオンに輝く可能性は十分あるでしょう。

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