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【詳細解説!】ニューヨーク・メッツの2016-2017年

2017 1/25 10:28
メジャーリーグ
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投手陣の躍進の象徴はメジャー2年目の長髪のエース

今季のニューヨーク・メッツは、レギュラーシーズンをナショナルリーグ東地区2位で終えました。チーム防御率は3.58で全チーム中3位と投手陣の健闘が光ったシーズンとなりました。
躍進の象徴となったのは、24歳のノア・シンダーガード投手。長髪をなびかせながらオーバースローで繰り出す150km台後半のフォーシームと変化の鋭いカーブが持ち味でしたが、今季はスライダーを織り交ぜたことで打者の的を絞らせぬ投球術が開花。シーズン14勝、218奪三振、防御率2.18と大車輪の活躍を見せました。
驚くべきはこの成績はメジャーデビュー2年目での快挙だということ。3年目のさらなる進化に対する期待も膨らんでいます。

「投高打低」のイメージを覆す2人のキーマン

チーム成績は「投高打低」のイメージが否めなかった今シーズン。一人気を吐いたのがアスドルバル・カブレラ選手でした。遊撃手のレギュラーとして141試合に出場、146安打・23本塁打と平均以上の成績を残しています。
また、ライトを守ったジェイ・ブルース選手は、8シーズンを過ごしたシンシナティ・レッズから移籍1年目のシーズンでした。開幕からレギュラーを確保すると、好調を維持してシーズン通算25本塁打をマーク。オールスターゲームにも出場するなど、中堅選手の1年目としては十分な活躍、来季に向けたファンの期待も大きくなっています。

生え抜き選手たちの成熟が再浮上のカギ

2011年から監督の座に就いているのは、かつてオリックスでも指揮をとったテリー・コリンズ監督。若手の育成には定評があり、生え抜き選手を中心としたオーダーで2015年はワールドシリーズに進出したことは記憶に新しいところ。昨季の成功の後ということで、今季は若い戦力のムラが出たのかやや下降気味のままシーズンを終えました。
しかし、パワーヒッターでありながら堅守が魅力のマイケル・コンフォルト選手、今季メジャーリーグデビューを飾ったブランドン・ニモ選手など、これから成熟していくはずの20代前半の選手たちは、コリンズ監督の手腕ひとつで大きく変わるはず。生え抜き選手たちの成熟が再浮上のカギとなります。

まとめ

同じ街を本拠地とするニューヨーク・ヤンキースは、運営規模もファンの数もワールドクラス。 とはいえ、ここ数年は直接対決のサブウェイシリーズで勝利を重ねるなど、メッツの勢いは増す一方。 コリンズ監督と生え抜き選手たちの2017年に注目したいところです。

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