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トレンドは「丸首」?100回大会から見る高校球児ファッション移り変わり

2018 8/30 07:00青木スラッガー
大阪桐蔭,2018年,ⒸYoshihiro KOIKE
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最近はメジャー流「丸首アンダーシャツ」がトレンド

最近の高校球児ファッションはどうなっているのか。

現在はタートルネックに代わり、丸首アンダーシャツ全盛の時代。球児が丸首を着るようになったのは2015年あたりからだ。

もともと、丸首は大リーガーのスタンダードである。日本ではプロ野球もずっとハイネックが主流だった。しかし大リーグの影響か、ここ5年くらいで少しずつ丸首着用選手が増え、ついには多数派に。それに高校球児も倣う流れとなっている。

特に今大会は、丸首の選手が圧倒的多数派になったと感じた。

大阪桐蔭,2018年,ⒸYoshihiro KOIKE

また、過度な帽子のツバ曲げや型付けが落ち着いたのと同時に、頭の形に沿った丸い大リーグスタイルの帽子を採用するチームが増えた印象がある。今大会では創成館、常葉大菊川、前橋育英などがこのタイプだった。

昨年あたりから急増したものとして、凸凹がないフラットな見た目の捕手用プロテクターというものもある。

これはゼット社製のもので、ブロック型クッションの角にボールが当たり、予想外の方向に弾いてしまうリスクを減らせる最新アイテムだ。

今大会でゼット社のプロテクター使用シェアは41パーセントと圧倒的だった。しっかり機能的な目的はあるのだが、実際は「かっこいい」からと、ファッション感覚で選んだ球児も多いのかもしれない。

ユニフォームのサイズ感は「ピチピチ」トレンドが続く

最も球児たちがこだわるのは、ユニフォームの「サイズ感」である。

現在のトレンドは「ピチピチ」。おそらく2008年頃からの流行ではないだろうか。歴代の甲子園を振り返ると、2006年の斎藤佑樹、田中将大くらいまでは、もっと皆ゆったりしたサイズ感だった。

ところが2008年に大阪桐蔭が17年ぶりの夏制覇を飾ると、浅村栄斗らピチピチユニフォームの大阪桐蔭ナインに影響されてか、流れが変わった印象がある。

あの鍛え抜かれた筋肉が浮かび上がるサイズ感は、実はユニフォームのデザインによって演出されているわけではない。

180センチあるような選手が、わざわざSサイズを選んでタイトに着こなしているのだ。

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