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【飛騨美濃の精神】岐阜県の野球強豪校5選

2016 8/26 13:36
イメージ画像,ⒸmTaira/Shutterstock.com
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岐阜県ナンバーワンの強豪校 岐阜県立岐阜商業高等学校

旧岐阜市立岐阜商業学校(1904年開校)と旧岐阜市立女子商業学校(1935年開校)が1948年に統合され、一時期は消滅したものの1951年に岐阜県立岐阜商業高等学校として開校。そのため歴史は古い。

野球部はこれまで、甲子園に春夏通算56回(春28回/夏28回)出場し、87勝(春48/夏39)、優勝4回(春3回/夏1回)の記録を持つ。しばらくの低迷期があったものの、強豪の座は維持している。2015年に現役を引退した元プロ野球選手の和田一浩は卒業生だ。

脅威の新星にして強豪校 大垣日本大学高等学校

東海3県で唯一の日本大学の付属高校である大垣日本大学高等学校。日本大学への進学に極めて有利なことがメリットだ。

野球部は、東邦で38年間指導者を務め、優勝1回準優勝2回など輝かしい功績へとチームを導いたベテラン坂口慶三が2005年に監督に就任。その後2007年春に当時の“希望枠”で甲子園出場を果たすと、一気に決勝まで駆け上がり初出場にして準優勝を手に入れた。

全国区の強豪校へと成長した野球部は、わずか8年間で春夏それぞれ3回の出場を果たし、通算12勝6敗は立派な軌跡だ。今夏の大会でも期待したい。

安定好成績の強豪校 岐阜市立岐阜商業高等学校

岐阜市立岐阜商業高等学校の通称は「市岐商」。多くの部活動がインターハイ、国民体育大会などの全国大会に出場し活躍している。

なかでも“県内の伝統校”とされている野球部は、夏の甲子園に4回の出場経験がある。2011年の秋季岐阜県高校野球大会での37年ぶりの優勝と、2013年の第95回全国高校野球選手権岐阜大会での準優勝が最近の実績だ。

東濃地区の強豪校 岐阜県立土岐商業高等学校

「質実剛健」「明朗闊達」と2つの校訓を掲げている岐阜県立土岐商業高等学校。夏の甲子園に3度出場経験がある野球部の持ち味はシンプル・冷静・堅実、そして戦略的なプレーだ。

2015年の地区大会では、優勝候補だったにもかかわらず羽島北に逆転負けし、早くも姿を消すという結果になった。その悔しさをバネに、夏の大会では頂点を目指してほしい。

岐阜県を代表する名門 中京高等学校

甲子園には春夏通算10回(夏5回/春5回)出場し、ベスト8(夏)とベスト4(夏)の実績を持つ中京高等学校。2010年の新人王に輝いた榊原諒(元オリックス)が卒業生で、現在もバイタリティー溢れる選手が在籍している。

甲子園出場は2007年の選抜を最後に遠ざかっているが、強豪と名高いNTT西日本で2011年まで監督を務めた名将・橋本哲也が2015年から監督に就任。その後2季連続で東海大会への出場権を獲得するという功績を収め、古豪復活の兆しを見せている。