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【がんばりまっしー!】石川県の野球強豪校5選

2016 8/20 14:15
高校野球,打者
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Photo by mTaira/Shutterstock.com

全国の高校野球ファンの方へ!石川県の野球強豪校について5校をピックアップして、各校の特徴などを紹介する。

歴戦の王者 金沢高等学校野球部

春の甲子園は9度、夏の甲子園は13回の出場を果たしている。明治神宮野球大会(高校の部)では1992年と1993年に2度ベスト4入りの快挙を成し遂げた。第9回AAAアジア野球選手権大会では3年生の釜田佳直選手が日本代表メンバーに選出され、金沢高等学校では初の選出選手を輩出した。
その他にもプロ野球に入団した選手が多く居るのが学校の特徴だ。OBの竹田和真選手は高校2年の春に急成長したエース格であり、現在は早稲田大学で活躍中だ。

開闢の帝王 星稜高等学校野球部

野球部の知名度を全国的なものにしたのは、指導者である山下智茂の指導力や実績はもとより、1979年夏の第61回全国高等学校野球選手権大会において箕島と繰り広げた延長18回の死闘や、石川県勢初の甲子園大会優勝まであと一歩に迫った1995年夏の大会の準優勝など、見た者全員の記憶に鮮烈に残る伝説的な試合を数多く繰り広げてきたという点だといえる。
第96回全国高等学校野球選手権大会に出場し、2年連続での夏の甲子園出場を果たすなど、その強さと相手を圧倒する存在感は未だ健在だ。

創部1年4ヶ月で甲子園出場 遊学館高等学校野球部

スポーツが盛んな学校であり、2002年には野球部が当時史上最速の創部1年4ヶ月で甲子園出場を果たした。
出場時のメンバーは全部員1・2年生というチーム編成にも関わらず、ベスト8に入る快挙を遂げた。野球部は以降も優秀な戦績を各大会で残し続け、その名を全国へ馳せた。昔は石川県の高校野球は星稜高校と金沢高校の私学2強時代と言われていたが、現在は同校を入れた私学3強時代へ突入したと言えるだろう。
同高校は女子高から共学となってから、宣伝のためにも特に野球に力を入れており、他校から優秀な監督を引き抜いたことが強さの理由として考えられる。

航空球児 日本航空高等学校石川野球部

第133回北信越地区高校野球県大会では面白いように打球が外野手の頭上や間を抜けていき、二塁打なんと9本。このように日本航空石川がすさまじい破壊力を見せつける試合は少なくない。
指揮官が「たまたま。(厳しい練習の)臨時ボーナス」と苦笑いする猛打がこれからどこまで続くか、注目だ。また、同高校は石川県の高校所在地で一番寒く、とても厳しい冬を過ごさなくてはならないことから、忍耐力や強い精神力作りに繋がったのではないだろうか。

桜の精鋭 石川県立金沢桜丘高等学校野球部

同校の野球部は、春3回、夏4回甲子園に出場を果たした歴史があり、石川県の公立高校の中ではトップの実績を誇る伝統校だ。
早稲田大学で投手として活躍している選手や、大学卒業後に社会人野球で活躍している選手もおり、部活動と進路選択まさに「文武両道」を謳っている高校ならでは。「朝日さす みなで 歌おう 甲子園」 というスローガンのもと、素早いプレスで相手の攻撃を高い位置で摘み、シュート数を多くするプレースタイルで努力の花びらを咲かせ勝利をもぎ取ってほしい。

まとめ

高校野球における監督の役割は非常に大きい。 甲子園にいけない球児たちにもまたドラマがあり、 色々な思いが飛び交う高校野球はとても面白い。