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第1回大会にも出場を果たした甲子園の常連!早稲田実業学校を振り返る

2017 9/13 14:03cut
高校野球
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早実時代から凄かった!王貞治選手

世界記録となるプロ通算868本塁打を放っている王選手。読売ジャイアンツで長嶋茂雄選手と「ON砲」を結成。巨人の黄金時代となるV9を達成するなど球史に輝かしい足跡を残している。その王選手は早実から巨人へ入団しており、甲子園でも活躍を見せていた。

王選手が早実を選んだのには理由がある。それは、中学時代に目をつけてもらった荒川選手(当時毎日オリオンズ)の母校が早実だったことに起因する。「荒川さんとの出会いがなければ、野球をやろうと早実に行かなかっただろう」とも後に語っているほどだ。

縁あって入団した早実では1年時からレギュラーとして出場。1年夏から3年春までの4季連続で甲子園の土を踏んでいる。なかでも、2年春のセンバツでは1回戦でノーヒットノーランを達成すると、そのまま優勝まで駆け上がり同校の初優勝に大きく貢献した。また、翌3年春のセンバツではベスト8で敗退するも2試合連続本塁打を放っている。このように、早実時代の王選手は投打に渡り甲子園で結果を残していたのだ。

90年越しの夢を叶えた斎藤佑樹選手

2018年夏に開催予定である夏の甲子園が第100回大会となる。その歴史を紐解く上で2006年に行われた、第88回夏の選手権大会を外すわけには行かないだろう。この大会は南北海道代表である、駒大苫小牧高校が田中将大選手(現ヤンキース)を擁し夏3連覇を賭けて出場しており、世間の注目はそこに集まっていた。斎藤選手そして早実もこの時点での注目度は高くなかったのだ。

しかし、2回戦で怪物スラッガーの中田翔選手(現日本ハム)擁する大阪桐蔭高校を撃破。以降も順調に勝ち進み、決勝進出し、駒大苫小牧高校と決勝で対戦することになった。

この対戦は1-1で延長15回引き分け。規定により、再試合となった。再試合でも接戦となったが最後は斎藤選手が、田中選手を空振り三振に打ち取り4-3で優勝を飾っている。最後の打者が田中選手というのも何かの因縁なのだろうか。この大会の主人公2人が最後に対戦し幕を閉じた。

優勝時の実況である「燃える思いの、静かなエース斎藤佑樹が、都の名門の90年越しの夢を叶えました。西東京、早稲田実業、夏の甲子園初優勝」は名実況として語り継がれている。

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