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甲子園の名投手たちが残してきた記録!奪三振記録を持つ投手たち

2018 1/8 14:03Mimu
高校野球,ピッチャー
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1試合での記録は現在もプロで活躍するあの選手

最後は1試合での奪三振記録を紹介しよう。これについては9イニングでの記録と、延長戦での参考記録の2種類がある。春の選抜では、1963年大会でPL学園の戸田善紀さん(後に阪急や中日で活躍)が達成した9イニング21奪三振が大会記録であるが、延長戦を含めると1961年に米子東高校の矢滝伸高さんが記録した16イニング23奪三振が最高だ。

夏の甲子園では、延長戦での記録は上述した板東英二さんの25奪三振、9イニングなら松井裕樹選手の22奪三振が記録となっている。神奈川の桐光学園2年生だった2012年の甲子園、緒戦の今治西戦であった。初回から四球が1つ出たものの、アウトすべてを三振で取る上々の立ち上がりで、2回も三者三振と完璧なピッチングを見せる。

だが、圧巻だったのは6回からだ。1つめのアウトこそショートゴロだったものの、残りの2つのアウトを三振で奪う。すると7回、8回と2イニング連続の三者三振。結局9回ツーアウト目まで三審で取り、10者連続の三振を奪ったのだ。合計22奪三振に加えて、この10者連続の三振も夏の甲子園記録として残っている。

奪三振記録を持つ投手たちを紹介した。意外なことに大会で優勝したという選手は少ない。今回紹介した中では、桑田真澄さんと、吉田正男さんの2人しか優勝を経験していないのだ。奪三振の多さは好投手の証であるが、勝利に直結するわけではないというあたり、野球というスポーツの難しさを語っている。

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