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甲子園を春夏連覇した7校を振り返る【興南高校】

2017 8/3 12:07Mimu
ピッチャー
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エース自らが反撃の口火!強豪校相手にあっという間の逆転勝利

準決勝の報徳学園戦は、苦しい展開となった。初回に1点、2回にも4点を奪われ、いきなり0-5と差をつけられてしまう。打線もいつものようにつながらず、初回3回とチャンスを作りながらも無得点。中盤まで一方的な展開が続いていく中、突破口を切り開いたのは島袋選手自身であった。
5回表に先頭打者として打席に入ると、センター前ヒットを放つ。さらに続く9番の大城選手がエラーで出塁すると、2番の慶田城選手・3番の我如古選手が連続タイムリーを出した。エース自らが口火を切り、3点を返して3-5となった。
さらに6回表にも先頭の銘苅圭介選手がヒットで出塁すると、島袋選手がタイムリーヒットで4-5。7回には先頭の国吉大陸選手のヒットから慶田城選手がバント、そして我如古選手のタイムリーと興南が最も得意とする形で得点し、5-5の同点に追いついたのだ。この1・2・3番が繋がればもう興南の流れだ。
続くチャンスに4番・真栄平選手もタイムリーで続き、これで6-5と逆転に成功。わずか2イニング、一瞬のうちに見事な逆転劇であった。島袋選手も3回以降は得点を許さず、そのまま試合終了。見事な逆転劇で決勝へと進出した。

春夏連覇と共に、沖縄勢として初の夏の甲子園制覇も達成

そして決勝の東海大相模戦では、これまでの興南高校の戦いっぷりが集約されたような試合となった。4回裏に相手エースの一二三慎太選手(元阪神タイガーズ)から、先頭の真栄平選手が四球を奪うと、1死後に6番・山川大輔選手がエンドランを決めて1・3塁のチャンスを作る。
ここで7番・伊礼伸也選手がセンター前にタイムリーを放って1-0に。1・3塁のチャンスに8番・島袋選手はスクイズしたが、空振りしてしまい3塁ランナーが挟まれてしまう。さらに挟殺プレーの際に相手キャッチャーが悪送球をしてしまい2-0に。
挟殺プレーの間に1塁ランナーも3塁まで進むと、9番・大城選手もタイムリーで3-0となる。1番・国吉大陸選手が再びエンドランを決めて再び1・3塁を作ると、2番慶田城選手、3番我如古選手、4番真栄平選手が連続タイムリーで一気に7-0。まだ序盤ながら試合の大勢を決めてしまった。
その後も6回に我如古選手のスリーランなどもあって、合計で13得点。島袋選手も7回に1失点は許したものの、それ以上の失点は許さず9回1失点で完投、見事に夏の大会も制覇した。この優勝で史上6校目の春夏連覇を達成するとともに、沖縄勢として初の夏の甲子園制覇も達成。非常に大きな意味を持つ優勝となった。

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