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【きばれ!】鹿児島県の野球強豪校5選

2016 8/13 06:01
野球ボール
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高校野球ファン必見!
数多くのプロ野球選手を送り込んでいる鹿児島県の高校野球についてどれだけ知っているだろうか。
今回はそんな鹿児島県の高校野球強豪校をご紹介しよう。

杉内俊哉選手を輩出【鹿児島実業高等学校】

野球、サッカーと数多くのプロ選手を輩出している鹿児島実業高等学校は、鹿児島県内でも有数の野球強豪校である。
甲子園大会では不思議と優勝の経験がなかったが、1996年春の選抜大会で嬉しい初優勝を果たしている。以降も優勝こそ無いものの、甲子園大会にはよく出場している全国屈指の強豪校である。 プロ野球選手も、定岡正二(読売ジャイアンツ)、杉内俊哉(読売ジャイアンツ他)、本多雄一(福岡ソフトバンクホークス)など一流選手を数多く輩出している。

県内有数のマンモス校!【樟南高等学校】

1883年に前身が創立され、130年以上の歴史を誇る樟南高等学校は、鹿児島県内有数のスポーツ校である。 2016年6月現在で春夏合わせて18回の甲子園出場を果たしており、以前は鹿児島実業、鹿児島商業とともに”御三家”に数えられていた。
甲子園大会では優勝こそ無いものの、1994年夏の選手権大会では準優勝を果たしている。 卒業生で現在活躍している選手は、鶴岡慎也(福岡ソフトバンクホークス)、大和(阪神タイガース)がおり、今後も有力選手の輩出が期待されている。

女子も男子も強いぞ!【学校法人神村学園高等学校】

鹿児島県の高校野球強豪校といえば、鹿児島実業、樟南、鹿児島商業が有名だったが、最近は神村学園も力を付けてきている。
2005年春の選抜甲子園大会に初出場し、いきなり準優勝の成績を収めると、2007年には鹿児島県内の有力校を破って夏の選手権大会にも出場している。 現在、埼玉西武ライオンズで先発を務める野上亮磨選手が代表的な卒業生である。 また、女子野球にも力を入れており、女子プロ野球選手も多く輩出している。

ムネリンの母校!【鹿児島県立鹿児島工業高等学校】

私立高校の強豪校が多い鹿児島県の高校野球だが、鹿児島県立鹿児島工業高等学校は、県立ながら春夏の甲子園に出場している。これは、鹿児島県内では唯一の記録だ。
初めて甲子園に出場した2006年夏の選手権大会では、初出場ながらベスト4まで駒を進めている。この大会で鹿児島工業が準決勝で敗れたのは、”ハンカチ王子”こと斎藤佑樹選手擁する早稲田実業高等学校だった。翌年春の選抜大会にも出場し、3回戦まで進出して前年夏の大会が偶然ではなかったことを証明している。 卒業生ではメジャーリーグで活躍する”ムネリン”こと川崎宗則選手が有名である。

市立で実力No1【鹿児島市立鹿児島商業高等学校】

1894年に設立された鹿児島市立鹿児島商業高等学校は、1898年に硬式野球部が設立された鹿児島県内における野球の名門校で、通称”鹿商”(かしょう)として親しまれている。
これまでに春夏合わせて25回も甲子園に出場していることもあり、全国的に有名な高校である。優勝こそ無いものの、甲子園では通算15勝を挙げており、これは鹿児島実業、樟南に続く鹿児島県勢としては3番目の勝ち星だ。 卒業生にはプロ野球選手が多くおり、中日ドラゴンズで長らく活躍した井上一樹選手が有名である。

まとめ

私立、県立、市立と強豪校がひしめく鹿児島県の高校野球は毎年のように甲子園出場校が変わるほど実力が拮抗している。
今年はどこの高校が出場するのだろうか。今から楽しみである。